観覧

森アーツセンターギャラリーにて「ヴァンクリーフ&アーペル the Spirit of Beauty」展を見る

宴会のために六本木に回ったら、駅から六本木ヒルズへの通路の広告でこの展示をやっていることを知って、あっさりトラップされたのだった。宝飾品には弱い私であった。 展示内容はというと、オリエンタル趣味の影響が強いか、というのをまず感じる。カルティ…

紀伊國屋ホールにて「柳家花緑独演会 花緑ごのみ Vol.26」 を聞く

昨年も聞きに来たので(ついでに春に横浜にも聞きに行ったけど)チケットを取ったのだった。今年は前半は毎日別の新ネタを披露する、という企画なのだった。 そんな訳で、本日の演目は以下の通り。 本膳〜時蕎麦 (仲入り) 三軒長屋 今回は「お坊っちゃんの部屋…

「キャピタリズム〜マネーは踊る〜」を見る

タダ券有効期限最終日なので、締めにこれを見ておく。マイケル・ムーアのドキュメンタリー/エンタテイメント。 確かに社会問題に切り込んでいるのだが、結局マイケル・ムーアはパフォーマーなのだなあ、と。ウォール街への討ち入り(?)のシーンでそう思っ…

「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を見る

これは見ておくかな、というのでレイトショーで梯子。 ドラマのノリで作ってるならどうかな、と思ったんだけども、オーケストラのシーンは音響のいい映画館で見て正解でしたな。のだめの妄想CGは必要以上に凝り過ぎか、という気がしたけども、まああれも楽し…

「劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」を見る(2回目)

タダ券を活用し、2回目の観覧。 いやあ、やっぱりストーリーはツッコミどころ満載ですがな; まあライブシーンのあれがあるからいいのだ。 しかし、グレイスとか微妙にキャラ変わってますなあ。ということは、中盤〜終盤のあの展開はないのか。すると後編で…

「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」を見る

「ONE PIECE」はちゃんと読んだこともなく(どういう設定とキャラクターからなるのか、くらいは知ってたけど)特に興味を持たなかったのだが、マイミクさん達が見て来て楽しかった、というのでレイトショーで梯子。 や、楽しいじゃないですか。馬鹿馬鹿しい…

「パブリック・エネミーズ」を見る

うむ。色々前評判は聞いていて、やや不安もあったんですが。 なんだ、いい話じゃないすか〜。 ひどいシーン多いけど。 いや銃撃戦は2分も見ると飽きる。序盤以外はほぼ食傷してたんですが、一方でヒロインかわいいし、銀行の階段とか壮麗なモザイクの天井と…

「2012」を見る

見た方々から絶賛の声が上げられているので、見に行ってみたのだった。色々問題はありつつも、という前置き付きの絶賛ではあったのだが。 やー、確かにすごい映画でした。前半が。 ええまあ、後半というか終盤1割くらいの長さのとこいらないです。出航直前…

「カールじいさんの空飛ぶ家」を見る

日付は6日だけども、5日の最終上映だったんである。タダ券に300円払って、3D字幕版で。 まあ3Dということに思ったほどの驚きはなかったんだけども、作品は、うむ、ピクサーだなあ、という楽しさ。主人公が杖(というか歩行補助具に近いのか?)ついた老…

「ゼロの焦点」を見る

早めに仕事が上がったらまた映画だ! と出かけていく。今日は何を見るかちゃんと決めていなかったのだけども、上映期間終了が早そうな気がしたので、これを。松本清張原作で、1961年に一度映画化されている作品を、清張生誕100周年記念で再映画化したという…

茅ヶ崎市民文化ホールにて立川談春独演会

で、午後は久しぶりに落語で、談春師匠なんである。実は午前中の東博観覧のせいで十数分ほど遅刻したのだが、前座さんの終わりまでには席に着けた、というくらい。 演目は以下の通り。 立川春樹「子ほめ」 立川談春「棒鱈」 立川談春「文七元結」 やはり年末…

東京国立博物館にて御即位20年記念特別展「皇室の名宝―日本美の華―」第2期を見る

ふと気がついたもう最終日になっていて、慌てて見に行ったのだった。第1期ほどすごい期待はしていなかったのだが、それでも正倉院の宝物とかも出ていると言うので。 とはいえ、正倉院の宝物以外の今期の目玉は和漢朗詠集など古筆の銘品だと聞いていたので、…

「ジェイン・オースティン 秘められた恋」を見る

仕事が早めに上がったもので、ここは映画だわ、と見て帰る。しばらくコスチューム・プレイものにもご無沙汰であったので、ちょっと前に予告で見て気になっていたこれを。主演がアン・ハサウェイで、助演のジェームズ・ マカヴォイって聞いたような見たような…

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を見る

話題のようだし、この週末までの限定公開だ、というので見に行ってみたのだった。特にマイケルを追っかけてた人間ではないのだが、私どもくらいの年代だと否応無しに見ている聞いているのがマイケル・ジャクソンであるという、骨身に染み付いたようなものな…

「劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」を見る

実は某タダ券を行使したため、先の「イングロリアス・バスターズ」からハシゴ。日付変わってからの最終上映を見たんである。大丈夫か自分、と思いつつであったが、なんとかなったのだった。 まあマクロスはマクロスなんで、TV版からの変更等には色々あった…

「イングロリアス・バスターズ」を見る

タランティーノ監督が盛んに宣伝してますな、面白くなかったら返金とか。 しかしちゃんと面白かったですよ。重要なのはブラピよりも、敵役のクリストフ・ヴァルツ演じるランダ大佐だと思いますが。柔らかく人当たりの良い態度なのに、朗らかな笑顔が怖い怖い…

山種美術館にて新美術館開館記念特別展「速水御舟―日本画への挑戦―」を見る

山種美術館が広尾に移転した、というので開館記念に速水御舟をまとめて見せてくれるというんである。以前見た「炎舞」が大変良かったので、19時まで開いてるとかいうし、いそいそと出掛けていく。恵比寿からちょっと歩くけど。しかも途中で雨降り出したけど…

国立新美術館にて「THE ハプスブルグ 〜華麗なる王家と美の巨匠たち」を見る

ベラスケスのフェリペ・プロスペロ王子とマルガリータ・テレサ王女のポスターを見る度、行かねばと思っていたのだった。ちなみに英語タイトルは"Treasures of the Habsburg Monarchy- 140th Jubilee of the Friendship Treaty between Austria - Hungary and…

「パイレーツ・ロック」を見る

映画の日なので最終回に懸案のこれを。 や、わたくし的には大変よございましたよ。いい役者さん(特におっさん)が本気でバカやるっていいなあ。お陰で主人公のカール少年はかなり翳んでましたが。 びしっとスーツ着て、でも赤いマフラーとか色柄のシャツと…

東京国立博物館にて「皇室の名宝―日本美の華」を見る

これも評判の展覧会で、見ておかねば、と思っていたのだった。1期と2期に分かれてて、展示品はその間で総入れ替えだそうである。1期の売りは狩野永徳筆『唐獅子図屏風』と伊藤若冲筆『動植綵絵』等で、11月3日までなんである。 そんなわけで、いそいそと…

横浜そごう美術館にて「迷宮への招待 エッシャー展」を見る

そういややっていたな、と思い立って出かけてみたのだった。デパートの美術館は遅くまで開いていてくれてありがたい。 この展示はほぼハウステンボスの収蔵品だけの展示なので、以前Bunkamuraで同様の展示をしたときにかなり見ているはずではあるんだけども…

世田谷美術館にて「オルセー美術館展」を見る

オルセーには色々収蔵されているはずだけども、今回の展示の主題はアールヌーヴォーで、それゆえワタクシにとっては必見だったのであった。んで、普段からヌーヴォーヌーヴォー言っていたためか、友人が招待券をくれたのだった。ありがたやありがたや。 曇り…

Bunkamuraザ・ミュージアムにて「ベルギー幻想美術館 クノップフからデルヴォー、マグリットまで 姫路市立美術館所蔵」を見る

この展示を見るのも懸案だったのだった。マグリット何点か来てるっていうし。目玉はデルヴォーらしかったけども、それ以外にもクノップフとかアンソールとか色々来てると言うので。 実際見てみると、アンソール、マグリット、デルヴォーはそれぞれコーナーを…

横濱開港150周年記念イベント『開港博Y150』を見に行く

どうしようかと思っているうちに結局最終日に行ったのだった。 ええと、蜘蛛型ロボット「ラ・マシン」の公演が大変良かったです。というか、これだけが良かったと言うか。このため日中に1回と、夜の最終回と、2回の公演を見てしまいましたよ。あれは機械そ…

「ココ・シャネル」を見る

地味ながら評判が良いようだったので、かかっているうちに見に行く。 世間の視線と闘いつつ社会的・経済的成功を収めた女の一代記である。 んでもね、まずこの話に思うのは、「男って、男ってほんとに!!」……いや、これは多くの誠実な殿方に失礼ですな。正し…

日本橋高島屋にてウィーン・ミュージアム所蔵『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』」を見る

どんなんかな、と思って券を買ってあったのだった。 ふむー、面白くはあったけども、図録を買うほどではないかな、と言う程度。ウィーン分離派はアカデミスムに反する物としてオーストリア国内で生まれた動き、らしいんだけども、同時代とはいえアール・ヌー…

「96時間」を見る

これも懸案だったのだった。身近なアクション映画ファンの間で好評だったもので。 言ってみれば、「お父さんは心配症」+「ターミネーター」というか。やってることは絶対に「正義の味方」じゃない(娘の救出のためなら何人がどれだけ酷い目に逢おうと知った…

江戸東京博物館にて「写楽 幻の肉筆画 ギリシャに眠る日本美術〜マノスコレクションより」を見る

かねて見ようかどーしよーか、と思っていたら最終日になってしまったのだった。まあ結局見たんだけど、見ておいて良かったかなと。 というのは、ほとんどの展示品は版画で、中には見たことのあるような絵もぽつぽつあったんだけども、同じ絵でもこちらの方が…

目黒駅東商店街の「目黒のさんま祭り」に行く

さんまとすだちと大根おろしを無料配布する、というので出かけていく。加えて4回ばかり入場無料の寄席もやる、というので。 ただなんとなくいやな予感はしていたのだが。目黒駅で降りて外へ出るというと、東口方面はぎっしり人ごみだった。なんでも昨夜のア…

東京国立博物館平成館にて第62回式年遷宮記念特別展「伊勢神宮と神々の美術」を見る

この週末いっぱいだったんで、駆け込みで。色々と綺麗な物がある、という評判を聞いたもので。 うむむ、流石にお伊勢さんの奉納品。いや、本来、遷宮の際に古い宮にあったものはきっぱり廃棄してしまってたということだから、古い物では残ってる方が稀なわけ…