2009-01-01から1年間の記事一覧

「母なる証明」を見る

なんだか周りの映画通の間で大変評判が良いようなんで、続けてこれを梯子。ポン・ジュノ監督作品のミステリ映画――と言っていいのかな。ミステリと呼んでおかしくないだけの仕掛けは十分にあるのだけども。 知的障害を抱えるが故に純真無垢で周りの言うことに…

「ヴィクトリア女王 世紀の愛」を見る

予告を見て気になっていたこれが封切りになっていたので見に行く。休みに入っているためか、映画館は満員であった。上映館が少ないせいもあるかもしれないが。しかしそこまで話題とも思わなかったのでちょっと驚く。 原題は"THE YOUNG VICTORIA"、ヴィクトリ…

アイリッシュ・パブで魚芋を食す

年末年始休みに入って翌日を気にせず遊べると言うので、かねて懸案の、フィッシュ・アンド・チップスがうまいと評判のアイリッシュ・パブに出かけて行く。同行者はまだ仕事納めではないということだったが、とりあえず棚上げする。(すまんこってす;) しか…

映画の会後の宴会

映画の会として「アバター」を見た後の皆様と合流し、スペイン料理屋、俗称「バールのようなもの」で宴会。 赤ワインでトルティーヤやパエリアなど食しつつ、馬鹿話に興じたことであった。

森アーツセンターギャラリーにて「ヴァンクリーフ&アーペル the Spirit of Beauty」展を見る

宴会のために六本木に回ったら、駅から六本木ヒルズへの通路の広告でこの展示をやっていることを知って、あっさりトラップされたのだった。宝飾品には弱い私であった。 展示内容はというと、オリエンタル趣味の影響が強いか、というのをまず感じる。カルティ…

紀伊國屋ホールにて「柳家花緑独演会 花緑ごのみ Vol.26」 を聞く

昨年も聞きに来たので(ついでに春に横浜にも聞きに行ったけど)チケットを取ったのだった。今年は前半は毎日別の新ネタを披露する、という企画なのだった。 そんな訳で、本日の演目は以下の通り。 本膳〜時蕎麦 (仲入り) 三軒長屋 今回は「お坊っちゃんの部屋…

「キャピタリズム〜マネーは踊る〜」を見る

タダ券有効期限最終日なので、締めにこれを見ておく。マイケル・ムーアのドキュメンタリー/エンタテイメント。 確かに社会問題に切り込んでいるのだが、結局マイケル・ムーアはパフォーマーなのだなあ、と。ウォール街への討ち入り(?)のシーンでそう思っ…

「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を見る

これは見ておくかな、というのでレイトショーで梯子。 ドラマのノリで作ってるならどうかな、と思ったんだけども、オーケストラのシーンは音響のいい映画館で見て正解でしたな。のだめの妄想CGは必要以上に凝り過ぎか、という気がしたけども、まああれも楽し…

「劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」を見る(2回目)

タダ券を活用し、2回目の観覧。 いやあ、やっぱりストーリーはツッコミどころ満載ですがな; まあライブシーンのあれがあるからいいのだ。 しかし、グレイスとか微妙にキャラ変わってますなあ。ということは、中盤〜終盤のあの展開はないのか。すると後編で…

「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」を見る

「ONE PIECE」はちゃんと読んだこともなく(どういう設定とキャラクターからなるのか、くらいは知ってたけど)特に興味を持たなかったのだが、マイミクさん達が見て来て楽しかった、というのでレイトショーで梯子。 や、楽しいじゃないですか。馬鹿馬鹿しい…

「パブリック・エネミーズ」を見る

うむ。色々前評判は聞いていて、やや不安もあったんですが。 なんだ、いい話じゃないすか〜。 ひどいシーン多いけど。 いや銃撃戦は2分も見ると飽きる。序盤以外はほぼ食傷してたんですが、一方でヒロインかわいいし、銀行の階段とか壮麗なモザイクの天井と…

「2012」を見る

見た方々から絶賛の声が上げられているので、見に行ってみたのだった。色々問題はありつつも、という前置き付きの絶賛ではあったのだが。 やー、確かにすごい映画でした。前半が。 ええまあ、後半というか終盤1割くらいの長さのとこいらないです。出航直前…

<日本SF大賞>故・伊藤計劃さんの「ハーモニー」に(毎日jp)

第30回日本SF大賞(日本SF作家クラブ主催)が6日、故・伊藤計劃(けいかく)さんの「ハーモニー」(早川書房)に決まった。伊藤さんは1974年生まれ。今年3月、肺がんのため亡くなった。故人が大賞を受賞するのは初めて。 特別賞は、今年5月に膵…

「カールじいさんの空飛ぶ家」を見る

日付は6日だけども、5日の最終上映だったんである。タダ券に300円払って、3D字幕版で。 まあ3Dということに思ったほどの驚きはなかったんだけども、作品は、うむ、ピクサーだなあ、という楽しさ。主人公が杖(というか歩行補助具に近いのか?)ついた老…

異形コレクション新刊情報

12月8日発売の新刊について情報をいただきました。ほんとはとっととサイト更新せなならんのですが、なかなか時間がとれないもので、まずはこちらに載せておきます。異形コレクション第44巻『喜劇綺劇』執筆陣 浅暮三文 朝松健 飯野文彦 井上雅彦 霞流一 加…

「ゼロの焦点」を見る

早めに仕事が上がったらまた映画だ! と出かけていく。今日は何を見るかちゃんと決めていなかったのだけども、上映期間終了が早そうな気がしたので、これを。松本清張原作で、1961年に一度映画化されている作品を、清張生誕100周年記念で再映画化したという…

茅ヶ崎市民文化ホールにて立川談春独演会

で、午後は久しぶりに落語で、談春師匠なんである。実は午前中の東博観覧のせいで十数分ほど遅刻したのだが、前座さんの終わりまでには席に着けた、というくらい。 演目は以下の通り。 立川春樹「子ほめ」 立川談春「棒鱈」 立川談春「文七元結」 やはり年末…

東京国立博物館にて御即位20年記念特別展「皇室の名宝―日本美の華―」第2期を見る

ふと気がついたもう最終日になっていて、慌てて見に行ったのだった。第1期ほどすごい期待はしていなかったのだが、それでも正倉院の宝物とかも出ていると言うので。 とはいえ、正倉院の宝物以外の今期の目玉は和漢朗詠集など古筆の銘品だと聞いていたので、…

「ジェイン・オースティン 秘められた恋」を見る

仕事が早めに上がったもので、ここは映画だわ、と見て帰る。しばらくコスチューム・プレイものにもご無沙汰であったので、ちょっと前に予告で見て気になっていたこれを。主演がアン・ハサウェイで、助演のジェームズ・ マカヴォイって聞いたような見たような…

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を見る

話題のようだし、この週末までの限定公開だ、というので見に行ってみたのだった。特にマイケルを追っかけてた人間ではないのだが、私どもくらいの年代だと否応無しに見ている聞いているのがマイケル・ジャクソンであるという、骨身に染み付いたようなものな…

「劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」を見る

実は某タダ券を行使したため、先の「イングロリアス・バスターズ」からハシゴ。日付変わってからの最終上映を見たんである。大丈夫か自分、と思いつつであったが、なんとかなったのだった。 まあマクロスはマクロスなんで、TV版からの変更等には色々あった…

「イングロリアス・バスターズ」を見る

タランティーノ監督が盛んに宣伝してますな、面白くなかったら返金とか。 しかしちゃんと面白かったですよ。重要なのはブラピよりも、敵役のクリストフ・ヴァルツ演じるランダ大佐だと思いますが。柔らかく人当たりの良い態度なのに、朗らかな笑顔が怖い怖い…

山種美術館にて新美術館開館記念特別展「速水御舟―日本画への挑戦―」を見る

山種美術館が広尾に移転した、というので開館記念に速水御舟をまとめて見せてくれるというんである。以前見た「炎舞」が大変良かったので、19時まで開いてるとかいうし、いそいそと出掛けていく。恵比寿からちょっと歩くけど。しかも途中で雨降り出したけど…

昼酒部の続き宴会

閉館まで新美術館に居てから参加メンバーに連絡してみたところ、案の定まだ飲み続けているとのことだったので合流する。ローストチキンとかパエリヤとか美味しゅうございました。しかしみんなよく飲むなあ。いや、だらだら馬鹿話しつつなのが楽しいんでしょ…

国立新美術館にて「THE ハプスブルグ 〜華麗なる王家と美の巨匠たち」を見る

ベラスケスのフェリペ・プロスペロ王子とマルガリータ・テレサ王女のポスターを見る度、行かねばと思っていたのだった。ちなみに英語タイトルは"Treasures of the Habsburg Monarchy- 140th Jubilee of the Friendship Treaty between Austria - Hungary and…

昼酒部

映画を見る会で「イングロリアス・バスターズ」を見て、その後に昼食(ワインつき)といういつもの集まりに、会食後半から参加。 「イングロリアス・バスターズ」は大変楽しかったとのこと。私も早く見に行こう、との決意を新たにする。 4時前くらいにいっ…

清澄庭園涼亭にて宴会

前回5月末に開催して好評だったので、また予約を取って参加者を募ったのだった。17時からの夜の枠である。 とはいえ、本当のところは出来れば9月か10月のお月見企画としてやりたいとこだったんだが、夏になってから予約入れようとしたらもう11月頭までいっ…

お茶会・宴会

例によって講義後のお茶会と宴会に参加。宴会は、前回のいきさつにも関わらずいつもの店だったのだった; まあ、今回は皆様良い子に飲んでましたが。 その後二次会で、「いかがわしいものが食べたい! という一部の主張により、さくら水産に雪崩れこむ。(さ…

明治大学にて佐藤亜紀氏商学部特別講義第4回

実はまた遅刻して前半を聞いてないんである; 内容としては引き続き「言葉」と表現対象である「モノ」「コト」との乖離、「世界の他者性」への直面について。私が聞いた部分では、前回と共通のエピソードが参照された様子。ゴヤの絵の暗さとか、大野晋氏の最…

「パイレーツ・ロック」を見る

映画の日なので最終回に懸案のこれを。 や、わたくし的には大変よございましたよ。いい役者さん(特におっさん)が本気でバカやるっていいなあ。お陰で主人公のカール少年はかなり翳んでましたが。 びしっとスーツ着て、でも赤いマフラーとか色柄のシャツと…