2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「クライマーズ・ハイ」を見る

何か色々と批判的な感想も見かけましたし、現在のロードショー上映中の邦画の中ではぱっとしない方らしいですが。 見てみたら、良いじゃないですか。 いや、色々と引っかかるところはある。(例えば冒頭からして、高嶋政宏演じるところの山仲間が、以前同行…

ふと、気が付いた

もしかしたら、なのだが、この本のタイトルは、「チャーリーとチョコレート工場」から来てるだろうか。 「と」と「工場」しか合ってないけど。 #ついでに言えばこの話、飄々と酷いことを描いているという点ではロアルド・ダールに勝っているじゃないかと思…

あくまでも、ちょっとだけ、だがな

朝起きて寝汗をかいていなかったのは随分久しぶりだと思うことだ。

雷雨〜

単純な仕事にはまり込んで、やれやれ終わった、と思ったら雨になっていた。しかもかなり激しい降りで、雷も伴っているのだった。 とはいえ、雷が切れたところで駅まで歩いて、電車を降りてみたらそこではもう止んでいたのだった。久方ぶりにちゃんと降ったも…

青山ブックセンターにて春日武彦×吉野朔実 トークショー ゲスト:穂村弘を見る

参考:春日武彦(精神科医・作家)と吉野朔実(漫画家)による「不可思議な行動」トーク、ゲストに穂村弘(CINRA.NET) この本↓の刊行記念トークショーがあると聞いたもので、狂言の後で表参道経由青山ブックセンター本店へ移動。精神のけもの道―つい、おかし…

国立能楽堂にて「萬狂言 ファミリー狂言会 夏公演」

ファミリー狂言会、と銘打ってあるだけに、お子さま方にも分かりやすいようお笑いコンビ・エネルギーの噛み砕いた解説もつけ、演目もおそらく多少短くして(か、短い物を選んでか)、お子さま方にも飽きないようにしてあるものと思しい。 しかし能楽堂での催…

だらだら宴会

美術展を見終えてから、近場で午餐後宴会を続けていた人々がどうなったかと連絡してみたら、まだ宴会が続いているということで、合流。スペイン風居酒屋(別名バールのようなもの)で飲み食いしつつ、馬鹿話に興じる。猥談とか。下らない映画話とか。(映画…

国立新美術館にて「エミリー・ウングワレー展 アボリジニが生んだ天才画家」を見る

現代美術かー、抽象画系かなー、アール・ブリュットってやつかしら、となると、愉しめるかどうか……などと逡巡していたのだが、展示作品の多くが個人蔵で、この展示が終わったら所有者に返されるので、もうほとんど見る機会はなかろう、という話を聞いて俄然…

「崖の上のポニョ」を見る

そういうわけでいそいそと見に行って来たのだった。当然私も脳内はポーニョポニョポニョ、だったもので。 で、見て。 うむ、怖いとか、スケール小さ、とか色々言われてますが、普通に宮崎駿作品だと思いますがなあ。宮崎アニメって、元々どっかしらに怖いと…

南の島の情事

ゾウガメの「ロンサム・ジョージ」、長い独身生活に終止符か(ロイター) ピンタゾウガメの最後の1頭とされる雄のゾウガメ「ロンサム・ジョージ」が、子孫を残すことに成功するかもしれない。飼育所の職員が21日に明らかにした。 ロンサム・ジョージは過去…

東京国立博物館平成館にて特別展「対決−巨匠たちの日本美術」を見る。

*asahi.comの公式サイト 色々良い物が来ていると評判だったので、連休最終日にいそいそと行ってきたのだった。面白いけどなんで対決企画にしたかなあ、と思っていたけど、要は日本東洋美術研究誌『國華』の創刊120周年記念企画なのだそうな。展示品のところ…

上野公園周辺の猫

東京芸術大学構内(かな? 多分上野公園ではないと思うあたり)で、三毛の美猫さんを見る。 私が来る前に白人男性の二人連れに構って貰っていたのだが、彼等が立ち去ったところで、飽きたのかちょっと柵から離れた処へ移動してしまっていた。取りづらいとこ…

東京藝術大学大学美術館にてバウハウス・デッサウ展を見る

いけねえ、もうじき終わっちゃうよ、というので慌てて見に行ったのだった。炎天下の休日中日の上野へ。 バウハウスといえばドイツの前衛的な工芸・建築デザインの流れ、くらいの知識しかなかったのだけど、学校としてのバウハウスのコンセプトとか実際のカリ…

映画は見ないで昼酒の集い

封切り日に「崖の上のポニョ」を見るというお集まりに、映画は見ないでその後の昼食という名の宴会のみ参加する。ちなみに食べた昼食はこんなの↓。概ね美味しく頂いたが、トンカツはちょっと――かなり――つらかった。 ポニョは一部では子供が泣き出す怖さだっ…

都市の虫

帰宅途中、官庁街の真ん中でこんなのを見かける。(注:羽虫に耐性のある方のみクリックしてください。グロ画像というほどのことはないと思うけど、まあ。) ビル街にもこんなのが生きられるのだのう、とちょっと新鮮な驚きであったりして。 しかしこの蛾はな…

「ポニョ」の歌の呪い

既に方々で報告されていることだが、スタジオジブリの新作映画「崖の上のポニョ」の主題歌には、恐ろしい呪力があるらしい。 ネット上で見かけた中から、被害報告を集めてみることにする。今後も見かける毎に追加していく予定である。 ブログ「イリノイの閑…

オリヅルラン引き取り手募集

先にも書いたが、いくらでも増えるもので、うちには大量にあるんである。 そういうわけでご希望の方にお分けします。ただし、直に会ってお引き渡しする関係上、私と既に面識のある方限定。 ↓こんなの。グラスに入れた無印のハイドロボールに植えてます。大き…

夏の猫生活

就寝時になっても、まだ生ぬるく暑いので、 細く窓を開けたまま、 布団は敷いても、掛け布団は夏掛け状の薄いの1枚だけにして、 扇風機をつけたまま、ただし明後日の方向へ向けて、寝た。 横になってすぐ、掛け布の上から、脚に寄りかかるマダム猫の感触が…

七月大歌舞伎夜の部「夜叉ヶ池」「高野聖」を見る

元々歌舞伎を見る人というわけではないのだが、泉鏡花作品の舞台化ということで出掛けてみたのだった。(三階席だけどね。)「高野聖」を海老蔵と玉三郎でやる、というので評判だったのである。 元々戯曲として書かれた「夜叉ヶ池」と違って、「高野聖」なん…

CDが届く

遅いぞAmazon、とは思うが、まあ急ぐことでもないからいいのだ。荒野の七人みさきアーティスト: 妖怪プロジェクト×全日本妖怪推進委員会(京極夏彦)出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント発売日: 2008/07/02メディア: CD購入: 1人 クリック: 9回…

サントリー美術館にて「KAZARI ―日本美の情熱―」展を見る

夜間割引がある、というので、仕事のあとでいそいそと行ったのである。 さて、日本の「装飾美術」というような括りがあるとはいえ、展示品は大変に対象が広いんである。そも、順路の最初の部屋に在るのは縄文式土器だし。その後の各時代の時代の工芸品を経て…

iPhone発売とか

iPhoneとあいぼんくらい違う。 ……すいません。言ってみたかったんですう。 【速報】iPhone 3Gは7月11日正午から発売――表参道店では7時から先行販売イベント(RBB TODAY) ソフトバンク表参道店は89人、量販店などは行列禁止――iPhone 3G発売イベント前日(RBB TO…

蔵書家の奇妙な愛情の果て

本500kgの下敷き、男性を災害死に認定…死者13人目(YOMIURI ONLINE) 宮城県警は10日、岩手・宮城内陸地震が発生した先月14日に自宅アパートで本の下敷きになり死亡した仙台市青葉区二日町、会社員佐藤良行さん(37)の死因を窒息死と断定。これ…

サミット終幕

道端からはお巡りさん達が消え、街は静かになったのだった。 ちなみに霞ヶ関には日の丸とカナダ国旗が下がってますよ。サミットからハーパー首相が回ってきて、首脳会談やるんだっけか。

もちぐま情報追加

あるいはもちぐまの出所について。 某氏よりタレコミ。過去にもちぐまらしき商品を扱っていたギフトショップのブログが見つかったとのこと。店長のひとりごと:アニマルスポンジ(兵庫県小野市にある「雑貨とギフトのお店 クルール」のブログより) で、こち…

「ザ・マジックアワー」を見る

うーん。 愉しまなかった、とは言わない。ただその、こういうシチュエーション・コメディの定石と言う奴のうちには、どうにも合わないものがあるらしい。 例えば秘密や企みを抱えてて、それが暴かれそうになりながら(暴かれたら悲惨な目に遭うことが分かっ…

「未来妖怪」入手

某ネット書店より到着。未来妖怪―異形コレクション (光文社文庫)作者: 井上雅彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/07/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (24件) を見る[rakuten:book:12996566:detail] 暫定ページには既に、…

遅ればせながら訃報

作家、動物学者のライアル・ワトソンさん死去(asahi.com) ライアル・ワトソンさん(作家、動物学者)英紙デーリー・テレグラフによると、6月25日死去、69歳。 南アフリカ出身。ロンドン大で動物行動学の博士号をとったほか、オランダやドイツなどで博物…

東京美術倶楽部にて東美正札会を見る

やはりこういうものは見られるうちに見ておかないとな、というので案内に引かれて行ってみたのだった。美術工芸品・骨董品の正札市なんである。 魯山人のお皿や、東山魁夷の絵なんてかを見る。平山郁夫の絵が27万とかで出ていて、えっそんなわけは、と思った…

上々颱風「新宿花園神社七夕コンサート'08」に行く

恥ずかしながら、今でも活発なライブ活動をされてることを知らなかったのだった。このライブは毎年やっていたらしい。 上々颱風は好きなバンドなのだが、田舎にいたり貧乏だったりモチベーションに欠けていたりして、ライブに行ったことはなかったのだった。…