映画は見ないで昼酒の集い

 封切り日に「崖の上のポニョ」を見るというお集まりに、映画は見ないでその後の昼食という名の宴会のみ参加する。ちなみに食べた昼食はこんなの↓。概ね美味しく頂いたが、トンカツはちょっと――かなり――つらかった。

 ポニョは一部では子供が泣き出す怖さだったが、それはそれでよかったとのこと。宮崎作品としては小品だが、従来大風呂敷を広げ過ぎて収拾があまりうまくいってない、という面も多々見られたので、そのくらいでちょうど良いのかも。ともあれ、私も近々見ることであろう。
 ここで、ポニョはモチーフとしては「インスマス」じゃないかと、そういえばケルト(正確にはそこまで古くなくて多分アイルランドスコットランドのどっかじゃないかと)の民話に、「父が牡蠣の養殖場を持っている」とか言われて物欲から「魚の女」を娶る話が、とか、シャマランの新作「ハプニング」も来週封切られたら見なくては、とか、そういえば北野勇作氏の新刊の解説がそれは読まなくてよろしい、とか、「地中海」早く返却して下さいよ、ああ返却して別の版を借り直せばいいのか、とか、最近は人物の服やシルエットをちゃんと描けない漫画家が多い、青年/少年漫画の女性がかっちりしたスーツや制服を着ていても脇乳のラインや尻にパンツの線が描かれているのは変だろう(いやおそらく萌えツボかなんかのためのファンタシィなんであろうが)、とかいう馬鹿話に興じる。
 酒やつまみを追加したり、遅れて到着したメンバーが加わったりしたもので、ドリンクバーを活用しまくるだけしまくりながら、結局夕方近くまでいたのだった。大人って、これだから。