アイリッシュ・パブで魚芋を食す

 年末年始休みに入って翌日を気にせず遊べると言うので、かねて懸案の、フィッシュ・アンド・チップスがうまいと評判のアイリッシュ・パブに出かけて行く。同行者はまだ仕事納めではないということだったが、とりあえず棚上げする。(すまんこってす;)
 しかし行ってみると、都心の一等地とは言え住宅地の中の、とても飲み屋があるとは思われんような地域にあったのだった。あれは酔漢が通りすがりで入るような場所ではあるまい、と思うのだが、店は小さい造りでも結構流行っている様子。よほど評判なのであろう。
 ギネスやらよなよなエールやらとともに揚げた魚と芋を楽しみ、チリビーンズや小エビのフライなんかも試してみる。揚げ魚にはタルタルソースの他に、ちゃんと酢が付いてくるのだった。英国料理とは思えないくらい美味でありましたが、ふと、美味であるが故に英国料理としては正しいのかどうか、と思ったり。
 今回はほぼビールだけ飲んでたけど、帰りがけに見たらバーカウンターの後ろにはウィスキーをはじめ各種スピリッツ類やリキュールも取り揃えてあるようだったので、ちょっと惜しいことしたと思ったり。まあ、おそらくまた行くことであろう。まだ試してない料理もあるし。