明治大学にて佐藤亜紀氏商学部特別講義第4回

 実はまた遅刻して前半を聞いてないんである; 内容としては引き続き「言葉」と表現対象である「モノ」「コト」との乖離、「世界の他者性」への直面について。私が聞いた部分では、前回と共通のエピソードが参照された様子。ゴヤの絵の暗さとか、大野晋氏の最近の人の文章表現は、という話とか、「ユナイテッド93」のコックピット内のテロリストと、押し入ろうとする乗客達とのそれぞれの神への祈りのアイロニー、などなど。
 そこからやや展開しかけたあたりまでで今回は終了。質疑応答が3つほどあるが、講義内容とは直接関係しない、小説に関するものもあり。まあそれはそれで面白かったですが。