学習院大学にてニセ科学フォーラム 2008

 だいたい語られる内容については菊池誠氏のブログなどをチェックしていればわかるのだけども(あと懐疑主義コミュとかな)リアルで関係者の方々を拝見するのも面白かろう、というのと、懇親会で菊池氏がテルミンを弾かれるというので、つい。
 プログラムは以下の通り。

  • 左巻健男 開会の挨拶・事務連絡
  • 菊池誠  ニセ科学問題の見取り図(質疑を含めて 40 分)
  • 田崎晴明 科学を教えること・伝えること、そして「ニセ科学」(質疑を含めて 40 分)
  • 休憩(10 分)
  • 小内亨  ニセ科学健康情報の見方考え方(質疑を含めて 80 分)
    • バナナダイエットの話を聞いて毎朝五本のバナナを食べたら余計太った話、(朝食をバナナにさえしておけば昼夜もいくら食べてもいい、はさすがに;)や、食事中の脂肪分を排出させてしまうので普通の食事で痩せられるという薬品(確かに脂肪の吸収は阻害するようだが、服用/非服用群の間で食後の血中中性脂肪値に差はなかった;)ガンに効くという温泉の話(癌治療としては他の西洋医学的治療だってやってるだろうし、温泉に行ける程度には状態の良い患者についてリサーチすれば「まず治る」と言えるかと)、等々。
  • 休憩(10 分)
  • 討論
  • 懇親会

 テルミン演奏は、エレキギター伴奏に軽音部部長をしておられるという物理科4年の田口君(だったか;)をお願いして2曲(即興で1曲「敢えてタイトルをつければ『ニセ科学のレイジィな夜』とでも」と、田口君の提案でスティーヴィー・ワンダーを1曲。聞いたことある曲だっだけど、曲名までは知らないのだ;)演奏し、その後菊池氏がおひとりで、打ち込み伴奏をバックに1曲(サティ「ジムノペディ一番」だけど、なんだかずいぶんポップであった)と、テルミンの効果を使ってテルミンのみで1曲演奏された。
 なんというか大変に「レッドスネーク・カモーン」とか言いたくなるような演奏であった。(えっ、分からない? 今時の若いもんはしらんかのう、ふぉふぉふぉ……)