「キャピタリズム〜マネーは踊る〜」を見る

 タダ券有効期限最終日なので、締めにこれを見ておく。マイケル・ムーアのドキュメンタリー/エンタテイメント。
 確かに社会問題に切り込んでいるのだが、結局マイケル・ムーアパフォーマーなのだなあ、と。ウォール街への討ち入り(?)のシーンでそう思った。だってなんだあの演出; 無意味にドラマチックに、車のドアを開けエンジンを始動し、走らせるカットを挟むあたり;
 まあ内容は面白うてやがて哀しきというか、いや題材はそもそも苦く哀しく悔しいものだった、というか。うまいこと笑いにくるんではいるけども。
 ところで、エンディングロールのBGM一曲目が「インターナショナル」ジャズバージョンだった! なんか聞いたような曲だなー、と思いつつ聞いていて、サビの「OH, INTERNATIONAL〜」というところで吹いた;
 勿論歌詞は全て英語。ものすごい違和感だけど、でもまさしく今は、そういう時代なんだわな;