横浜市民文化センター関内ホールにて京極噺・講談・狂言・落語
作:京極夏彦
講談:神田山陽「小豆洗い」より
狂言:茂山千五郎家(茂山千之丞/茂山千五郎/茂山あきら/茂山宗彦/茂山茂)「死神」
落語:春風亭小朝「死神リミックス」
京極狂言二回目、というのと、久方ぶりに小朝を見ておきたいものだのう、ということで。(枝雀、柳昇には後悔することしきりであったからね)
小豆洗いは「巷説百物語」の最初のあれですが、あのシリーズから切り離した別物とみるべき演出が。下手にキャラクターのイメージがあると足許掬われますぜ。
狂言は、現代的お遊びがちょろっとあるのが楽しかった。あと、死神の衣装は細かいとこまで要チェックだ!
小朝の「死神」は、基本的に古典として知られてるあれなんですが、色々脚色を加えて、落ちをちょろっと変えてます。すっかりいい話になっちゃってるよ! いいのかヲイ! ついほろっとしちゃったけども!
こういう試みはもっと色々あってもいいんじゃないでしょうかね。楽しませていただきました。