お江戸日本橋亭にて「お江戸deハナシをノベル!!」昼の部・夜の部を見る

 東京に「ハナシをノベル!!」が来るというので、嬉しくなって昼も夜も予約を入れてしまう。で、見に行ってしまう。

 しかしお江戸日本橋亭というのは大変に分かりにくいところにあったのだった。いや、場所自体は分かりにくくないのだろうが、サイトに置いてある地図が色々致命的に間違っている。角の目印に書いてある店がもうなかったり。
 そんなわけで昼の部の開口一番を見そびれたりはしたが、まあそこそこちゃんと聞けたので良しとしよう。
 演目は以下の通り

  • 昼の部:
    • 開口一番『道具屋』    笑福亭笑助
    • 『ATM』(太田忠司作)  月亭八天
    • 『熊の皮』        三遊亭遊雀
    • 『戯作者の恋』(飯野文彦作) 月亭八天

      仲入り

(三味線:松尾あさ、高座番:月亭天使、総合プロデュース:水嶋眞弓、寄席文字:橘 右一郎)

  • 夜の部:
    • 開口一番『ん廻し』    笑福亭笑助
    • 『ATM』(太田忠司作)  月亭八天
    • 『堪忍袋』        三遊亭遊雀
    • 『戯作者の恋』(飯野文彦作) 月亭八天

      仲入り

 予定通りの八天師匠の新作落語の他に、間に入って古典をやった遊雀師匠が思いのほか良かったのだった。いや、いい調子でございます。独演会とか聞きに行ってみよかしら。
 しかしトリの「がしんじょ長屋」は凄い。落語でああいう演出は前例があるのか。や、誰でもやってみられるもんじゃないんだろうけど。
 ちょっとこの演目は、いろんなところで掛けていろんな噺家さんにやってもらいたいですよ。