西新井文化ホールギャラクシティにて「立川志の輔独演会」を聞く

 実はなんと平日落語三連チャンなんである。なんでって、チケットが取れちゃったもので。――や、うかうか申し込んじゃった、というべきか;
 ともあれ志の輔のチケットが取れたとなれば行くに決まってるんである。
 独演会と言いつつ、演目は以下の通り。

仲入り

 何故お弟子が二人も出たかというと、志の輔師匠はこの前日中に横浜にぎわい座の仕事が入ってて、道が混んで移動が遅れたとか。なんだかえらくタイトなスケジュールですな;そういう時こそ移動は電車だと思うが、それでは体を休められないのか。噺家さんも大変。
 しかしこういう時こそ、お弟子さん達にとっては高座に上がれるチャンスなんだそうで。前座で出た二人は、志の春さんが三番弟子、メンソーレ(沖縄出身なんだそうな。だからっていくらなんでも、ちう気はするけど、まあ憶えやすいか;)さんが四番弟子だそうな。ようやく登場した志の輔師匠のまくらによると、昔前座・二つ目の頃には師匠も「来るまで落語やらせてもらえるから、師匠*1もうちょっと遅れて来てー!」とか思ったそうですが、ある時全然来なかったことがあったりしたもので、やっぱり遅れて来るのもなんだか、という;
 その他、話題に登ったのは時節柄、民主党鳩山代表のこと。どんな話題って、内容としては、その後各地各所の報道で話題の幸夫人の発言について?とか。こんなことをしゃべって大丈夫か、という点については「大丈夫です、皆さんが外で話さなきゃ」。うむ話しませんとも、ただちょろっとネットで匂わすだけであって。
 その後でやったのが「バールのようなもの」というのが象徴的な気がしないでもなし。いや、ニュースの些細な言葉づかいから展開する世の不条理、てなところもだけど、志の輔落語「バールのようなもの」は後半、夫婦・男女の機微の話になるのだった。まあ鳩山代表夫妻は大変夫婦仲がよろしいとのことなのでこの話の八つぁんやご隠居のようなトラブルとは縁がなさそうですが……まあそれも解らんことですからな; 今のところまだ「総理のようなもの」と「ファーストレディのようなもの」だし。

*1:談志師匠