「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を見る

 せっかくだから映画を見とこう、「劔岳」とか「愛を読むひと」とか見たいし、と思って調べてみたら、この辺は軒並み上映回数が減っていて、上記の面接の後では間に合わないのだった。(いいけどP12の「愛を読むひと」を朝一の回でしか上映しないってどうよ。しかも実はナチス戦争犯罪物で相当に重いと思しい;)
 そういうわけで、元々見るつもりではあったし、なんだか世間の評判も高いしなので、これを。TVシリーズとも映画完結編とも違う展開になりつつあるというし。
 以下、ネタバレを含むので畳みます。
 で。
 わあ。これは酷いわ。
 うむ。例えば、既にそっちこっちで言われてるけど、「今日の日はさようなら」と「翼を下さい」の使い方の悪趣味さ加減がもう。
 しかも今回は、稚気に走って、とかいうよりは、あの違和感、収まりの悪さから来る不快さを承知で意図してやってる気がするんですな。何もあそこまで、て気もするけど、どうせならここまでやるべきなのか。
 色々と「なんじゃこりゃあ!!」ではあったけども、なんか滅多にないものを見せてもらった気がするから、イイッ!!<マリちゃんの真似っ

 その他細かい気がついたこと/気になったこと。

  • マリはどこであんな古い歌(rakuten:gakkiten:10080809)をおぼえたのかなあ。まあ「昭和オヤジ」キャラの演出としては効いてましたけども。もしかして、セカンド・インパクト後のどこやらの時代にリバイバル・ブームがあったとかかしら。
  • マリの密入国やら弐號機への侵入・起動やらに際しては相当なバックアップがあったはず(パラシュートで落ちて来た後電話してた相手とか)だけども、どういう人々なんだろか。ミサトらネルフの司令室が全く知らされていない、しかしネルフ内部に入り込んでる、となると? 加持も噛んでるらしくはあるけど?
  • 「ヒトの域を超えている」状態で翼が生えるのだとしたら、翼を得た者、「哀しみのない自由な空へ」行ってしまった者は既にヒトではないんだなあ、などと思うことだ。
  • カヲル君はほとんど台詞はなかったけども、「お父さん」というのは誰の(どっちの?)ことなんだろう。
  • レイとゲンドウの食事シーンで、二人の食べてるものが全く違ってたけども、レイは普通の料理はあんまり食べられない(食べられはするけど望ましくはない?)とかいう設定があるのだろうか。

1/8スケールPVC完成品 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破 真希波・マリ・イラストリアス

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emotion style 真希波 マリ イラストリアス (新世紀エヴァンゲリオン)

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