茅ヶ崎市民文化会館にて「桂米朝一門会」を見る

 茅ヶ崎はちょっと遠いが、それでも生きているうちに一度米朝を見られるなら、ということでチケットを取ったのだった。
 しかしその後米朝師匠入院!(しかも脳梗塞だって〜m(T△T)m)との報を聞き、ああもう無理かも〜、と思いつつ見に行ったのだった。退院との話は聞いても、いやいやもう地方公演なんて出ないか、と思っていたのだった。
 だけどね。米朝師匠来てましたよ!
 さすがに落語はやりませんでしたし、「よもやま話」と銘打って、ほとんど両側に控えた米團治と吉弥が話してましたけども、言葉はしっかりしてましたな。
 ああもう、師匠、嬉しいけど心配っす〜、と思ってたら、夕食には焼き肉行こか、とか言う話になってるとかいうし。また呼んでくれたら茅ヶ崎来るとかいうし。もう、新型インフルエンザもあるのにいいのか、と。
 しかし米朝師匠抜きにしても、一門の方々も大変に面白かったのでした。なんとこれはお得な。出演者と演目は以下の通り。

(中入)

 桂一門とあって上方式で行われたのだけど、上方式だとお茶子さんが出て来て座布団返しと演台の出し入れ、演目のめくりをやるんですな。私はこれも実は初めて見ました。ははあ、上方だと座布団返しは真横にひっくり返すんですな、江戸落語だと斜めの軸で返しますが、とか妙なとこに感心したりしたことでありました。
 しかし米朝米團治にひかれて出かけましたが、出た方々はみんな巧かったですな。また機会があったら聞きに行きたいと思うことであります。でもまた米朝師匠を見られる機会もあるかしら。て欲が出ることでありますよ。