明治大学にて佐藤亜紀氏 商学部「特別講義」第二回を聞く
参考:佐藤亜紀先生第二回講義(明治大学商学部高遠先生のブログ)
今年の特別講義第二回目があったので、御茶ノ水は明治大学リバティタワーまで出掛けていく。着いたらまた10分過ぎくらいだったのだった。げしょ。
今回は、アングルによる数枚の肖像画や、アングルとダヴィッドらのそれぞれによるナポレオン像などを参照し、18世紀欧州での古典派絵画とその元になっているはずのルネサンス絵画、マニエリスムなるものについてのお話と、それまでの歴史絵画とされるものとナポレオン像の描かれ方の違いから、「歴史」なるものの認識がどう変わっていったかについて。「歴史」による顔の剥奪の話に至る前段階か。やや脱線として、若き日のメッテルニヒが外交交渉にくっついてフランスにやってきて、母に毎日書いた手紙の内容が「ナポレオンに会えるんだって〜」とか、実際ナポレオンに会った後の「下品な言葉でずっとしゃべってる、すげえ面白いやつ」という感想とか、ナポレオンネタ満載だった、という話など。
その流れで最後に例示したのが、かの有名な、ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」。
詳細はまたいずれ。