SF大会2日目・ヘキサゴン観戦

 奥深いゲームだ。
 元になってる番組を見ていた方がどのくらいいるかわからないけど、このゲームのキモは、クイズの答えを知っているかどうかが勝敗には直接関係しないということなんだな。指名した相手回答者の正否に賭けて当たるか否か、だから。だから逆に、ちゃんと正答を知っていてもわざと間違えてみせる「セーブ崩し」なる手も存在するわけで。
 ただし、SF大会に限って言えば、万人が「あの人ならこの問題の正解を知ってるだろう」と思うような問題でも、セーブ崩しを実際に使える回答者はまずいないだろう。なぜなら、SF関連のカルト的な問題だけに、正解を知っている/それを答えられる嬉しさの方がゲームの勝敗よりも勝ってしまうのである。(根拠というほどのものはないけど、多分ね)
 しかし勝敗のほかにもこういうイベントでは、正解を知らない場合でも、気のきいたボケ回答をかますと言う難しさがあるのだった。私の観戦した限りでは、回答者の皆様はこの点でもなかなか巧みで、会場は大変盛り上がったことでありました。もう当分は「でんじろう先生」といえば「大河内」しか思い出せなくなるだろうし。
 ところであのクイズ、「高田馬場茶店」等で何%が正解、というあの問題のリサーチはどこまでほんとにやったんでしょうね?; もしほんとにやってるなら、一々設定がマニア的に懲ってるだけに、どうやったかが気になる。