友あり遠方より来る

 との一報があり、都心まで出向く。
 久しぶりに会って何をしたかというと、まず不思議な内装の中華料理屋で食事をしたのだった。


 ちなみに↑三枚目は「トマト味の冷麺」だったのだが、味は大変にパスタだったのだそうである。まあ美味ならいいと思うが、なんでも。
 その後暑い暑い街中へ出て、秋葉原方面へ移動。秋葉原は私どものような爛れた大人には誘惑の多い街だが、今回の目当ては本屋でもゲーム屋でも電気屋でもなく猫カフェ。(こちら。)
 カーペット(パーツ毎取り替え可)敷の店内に7、8頭の猫店員と3人ほどの人店員が居られるのだった。入る時にまず、猫店員が飛び出さないように二重ドアのどちらかは必ず閉まっていることを確認した上で、という注意があったり、猫に触る前には洗面スペースでハンドウォッシュとアルコール殺菌剤を使い手洗い/消毒を求められたりする。まあ相手は生物であるし、最近はインフルエンザのことなどもあって気を遣っているのであろう。
 スペースの広さを考えたら猫密度はかなり高い筈だが、階段状に棚を並べてあったり、猫トイレが猫出入り口つきドアで分けられた別スペースに置かれてたり、テーブル下スペースや受付スペースやカーテン裏などに入り込んだりできるせいか、神経質だったり弱ったりしてる様子はなし。客もほとんどは心得たリピーターらしく、しつこく構いすぎたりはないようであった。
黒猫店長。
ペルシャ系らしく脚は太短いが、驚きの俊敏さ。毛並みが似てるからってマダム猫と一緒にしてはいかん;
ラグドール氏。この子は割と大人しい。
検分される旅行トランク。きっと飼い猫他のけもののにおいがしたためであろう。
何故か人気の靴箱。靴を枕にみっしり詰まっておられる。
会員特典だという、魅惑の猫缶おやつタイム。
 最初の30分は定額500円、その後10分毎に150円ずつチャージされ、飲み物代は別、というシステムであったが、つい猫なでにはまって1時間半ほどもごろごろなごなごしてしまったのであった。おそるべしニャバクラ。きっと通い詰めて身を持ち崩す客(?)もいるに違いない。