ハローワークへ行く

 一時間二時間はかかるまい、と思って行ってみたら、待っている人々でいっぱいだった。就職相談や、就職情報閲覧の人が特に多い。
 それはともかく、この妙な和製英語はなんとかならんのか(いまだに職安と呼びたい私。)と思いつつも、離職票など提出し、書類を書いて申請する。
 職探しのパソコン端末はそれなりの数があるんだけども、3、40分からの順番待ちをしている。ここらで探すことはあんまりないだろうなあ(職種とか業種も特殊だし)、と思っていたらネット上から求職番号を入れて閲覧する、という方法もあるらしい。ならなぜここまで来るのだ、皆々様。いや年配の方達は分かるんだけども、若人らは。自宅に通信環境がないとしても、ネットカフェでも行った方がましでは。
 しかしまあ、これもご時世なんでありましょうなあ。ただ順番を待ってロビーに所在なく佇む老若男女の群れ、というのはなんとももの悲しいものがある。ぼーっと待ってる間になんぞ建設的な作業をさせるとかいう方法はないものか、と思うが、それが失業というやつなんだろうし。
 そういえば壁に、別のとこにあった支所が近くの大きめのとこに統合される、というお知らせがあったけども、ここも統合しない方がよかったんじゃなかろうか、という気にもなったのだった。きっと統合された先は今頃えらいことになってますよ。