SFセミナー(本会)に行く

 守備範囲とはちがうあたりの企画だったもので、昼過ぎからゆっくり出かける。コストパフォーマンスは悪いけども、今回は夜の合宿企画まで参加するもので。――て、合宿も終電で帰るんで、全部は参加しないんだけどね。
 ちゃんと聞けたのは4コマ目の「天を衝け! 嵐を呼ぶ 中島かずきインタビュー」から。
 近年では「グレンラガン」の脚本で知られる中島かずき氏だが、元はと言えば〈劇団☆新感線〉の座つき作家であって、『ウルトラマンマックス』や『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の脚本もものしておられる。実は筋金入りのSFファンであるらしい、ということで、生い立ちから演劇に関わり始めた高校・大学時代、双葉社勤務の編集者と脚本家の二足ワラジ時代を通じて、SFとの関わりについて聞く。
 福岡の田舎で育った少年時代の、本屋に毎月1冊だけSFマガジンが入って、時々先に買われていて、というエピソードには、会場から大きな反応があった。身につまされている人が結構いるのだね。いや、私もですけども。
 終了後、旧知の人々とご挨拶して、すぐに夜の合宿会場ふたき旅館へ移動。