東京美術倶楽部にて「歳末 東美正札会」を見る

 年2回の定例の会なので、また覗きに行ってくる。
 2階お座敷の特設スペースで特に(お値段も)良い品(魯山人の器とか、平山郁夫の絵とか)を眺めてから他の品物を見る。色々と小さい工芸品などに心惹かれるところもあったが、やはり何か買うところまでは行かず。
 やっぱりわびさびはわかんないわー、というあたりに留まる。黒楽茶碗とか4,5個は見たような気がするのだが、どう違うのかやっぱりぴんとこないし。つやつやした黒豆のようで美味しそうだ、とかではいけないのか、やっぱり。
 ガレやドームも何点かあったようだが、どうやら量産品らしかった。といっても、それだって私が簡単に買える値段ではないのだが。
 やっぱり手の届く範囲だと、根付けとか塗り物の香合とかの小さい物あたりか。いやいや、何を買おうてんじゃないのだが。またいずれね。