昼酒部〜夜宴会

 「映画を見た後昼食を食べる集い」に、イタリアンレストランでの昼食会/実体はご飯食べつつワインで飲んだくれる集い即ち「昼酒部」から参加する。
 今回の映画は先行上映の「アイアンマン」だったので、ちょっと先行上映で見るほどの物だろうか、と思い、私は当面見送ったのだった。見た人々によると、ツッコミどころは多々あるにしても、良かったらしいのだが。
 ワインを飲みながら、映画関係等のバカ話に花が咲く。ジョージ・クルーニーだったか、友達のクロゼットで暮らしてたことがあるそうだ、という話を聞いて「クロゼットで暮らすなんて、あんたはドラえもんかと」(まあ米国の一般住宅のクロゼットって納戸みたいなもんらしいから、三畳間くらいはあるかも)と言ったら、じゃあのび太君は誰だ、ジャイアンは、という話になる。のび太君は忘れたが、ジャイアンジャック・ブラックあたりどうだ、と提案しておいた。いやなんとなく。
 そこから、ジャック・ブラックの新しい映画「僕らのミライに逆回転」はどうなんだ、という話になって、試写見た人の話では良さそう、予告も面白そうだった(「12人の怒れる男」見たときに流していた)とか、あと悪魔のピックの話(「テネイシャスD 運命のピックを探せ!」のことである)はどうなんだ、良かったらしいけどもう上映終わってるんじゃ、とかいう話になったり。
 しかし11月頭あたりまで、新作封切りはあんまり期待できそうな映画がないようなのだった。「WALL・E」くらいか。まあ追々検討していくということで、他にDVD等で見た旧作の話などする。韓国映画「恋の罠−淫乱書生」が思いの外良かった、とか。物凄いタイトルだな、と思うが、これはこれで正しいらしい。「恋の罠」の方が日本でプロモ用に勝手に付けたらしくて。しかしこれは、書生自身が淫乱である話ではなく、エロ文学の表現に真面目にはまり込んでしまった若い文官の話で、覆面作家としての通称が「淫乱書生」ということらしい。そのあまりにも真面目なはまり込み具合に心打たれるものがあるとのことで(「それこそ、そう、『真髄』なのです」という台詞があり、「『真髄』って書いて張っておこうかと思うくらい」とのこと)、感じとしてはちょっと「クイルズ」に似てるらしいのだった。そう聞くと気になる。
 そこで、韓国映画というので思いだした、以前ワールドコンのサイバーパンクの部屋で推薦していた「ナチュラル・シティ」はどうですか、と聞いてみたが、見ている方の話によるとあんまり感心しない、とのこと。SF者にとっては韓国のSF映画の設定はちょっといい加減に見えるらしい。
 そんなこんなでつまみなど追加注文しつつ夕方まで居て、それからベルギービールバーに河岸を変えて飲み直し。(ヲイ。)前にも来たことのある店なのだが、幹事Y嬢は、前回のことを全く覚えていなかったのだった! 何故そんな勿体ないことを、とショックをうけつつ、原始的な感覚から記憶を取り戻すべく(?)色々と注文してみるのだった。ビールもですが、ムール貝ワイン蒸しやリゾットなど、大変美味しうございましたよ。ところでビールに「ギロチン」なんて商品名をつけたのは何故かなあ。
#追記:あ、出てた↓;
[rakuten:kawachi:10003900:detail]
これ↓も飲んだ。ピンクの象さん好評。
[rakuten:shinanoya:828736:detail]