鵠沼海岸から江ノ島へ

 夏も終わりかけだが折角だからと言うので、鵠沼海岸にあるというかき氷の名店に行く。
 行列を覚悟して行ったのだが、並ばずに入れた。評判のかき氷は氷がふわふわに積み重なっているというもので、私は抹茶に白玉を奢る。抹茶でもデフォルトで練乳はついてくる。更に同行者の方々の、小豆や白桃(ほんとに白桃ピューレかなんかなんですわ)やかまくら(蜜と練乳と和三盆糖を振りかけたオリジナルらしい)をシェアして楽しませていただく。むう、和三盆もいいですな。
 せっかく海(の近く)に来たんだから〜、というので、江ノ島海浜公園の方までてろてろ歩いていく。浜にはかなり人がいたが、レジャーシートで埋め尽くされているということもなく結構まばらで、このくらいのほうが過ごしやすくて良いんじゃないか、と言う感じであった。ただし、江ノ島あたりの浜には鴉やトンビが連なっていて、なかなかに不安を掻き立てる図でもあるのだった。
 結局てろてろと片瀬江ノ島駅近くまで歩いてしまい、ファミレスでお茶をして、しかし江ノ島まで歩いていくほどの体力はもうないということで、小田急に乗って帰った。
 まあ、力の抜けた大人の夏休みはこのようなものでございますよ、ほほほ。