網戸を貼る

 お嬢猫が換気用に開けてあるサッシの隙間に執着していると思ったら、派手に網戸を破いていることが判明した。(まあ元々年季が入って弱っていたものではあったんだけど。)
 そういうわけで一念発起し、外出帰りにハンズによって網戸貼り替え用品を購入。夜になっていたが貼り替えを試みた。
 しかし「ペット対応」と銘打たれた強力素材は、強力なだけに押し込むのも困難な代物であって、帰宅直後にシャワーを浴びたにも関わらず、作業を進めるうちに再び汗だくになってしまったのだった。指が痛いよう、張れたけど緩んでるよう、とかいうことを繰り返しつつ、しかし中断もしがたく進めたのだった。
 なんとか夜半過ぎに網戸は張り終えたものの、これは一体何の拷問だろう、という考えが頭をかすめないでもなかった。