岸和田へ―SF大会1日目―

 SF大会参加のため、一路岸和田へ向かう。
 8時台の新幹線で友人達と合流し、新大阪へ。宿は難波にとってあるが、本日の日程を終えた後で夜にチェックインする予定なので、まず大会会場の岸和田へ向かう。東京は雨の気配で涼しかったのだが、同じような気候でも大阪はちゃんと蒸すのだった。
 地下鉄御堂筋線に乗って難波乗り換え南海線経由岸和田へ。難波駅の乗り換えでややまごつくも(広いわ。池袋駅みたい。)比較的スムーズに南海のホームへ。途中、ぴたポンのいるPiTaPaのポスターを見かけて浮かれる。うわーい、これアランジアロンゾ作なんだよ、写真撮っちゃおうか〜、などと。まあどうせネット上に同じ画像あるだろうから、と思い止まるが、あれいいなあ、名古屋周辺にはセントレアフレンズがいるし、首都圏でもアランジさんのキャラクター使えばいいのに、と羨ましく思うことしきり。
 さて、南海ホームで、特急のが先に出るけどこれは特急料金取るんかいのう、としばし心配し、結局駅員さんに訊くと、要らないとの。安心して乗っていくことにする。後に判明したのだが、大阪住民でも南海線の特急で特急券が要らない車両がある、と知らない方も居られるのだった。まあ、乗ったことのない路線なんてそんなものかも。
 さして掛からずに岸和田到着。乗換駅でもないのに大きい南海岸和田駅。通路天井にはだんじり祭の図案のステンドグラスがある。
 この岸和田到着時点で、11時50分かそのくらい。もう開会式は済んでしまっている頃合いだが、さてどこかでお昼でもたべられるだろうか、と考えながら、会場である浪切ホールまでの商店街アーケードを物色。むう、このアーケードは車も通るのか。しかしシャッターの閉じてる店も多いような。ところで会場まで結構距離ありますね、まだ先かな。
 ――などと言いながら進んでいたら、やがて先方、大きな道路の先に会場が見えてきた。巨大な吹き抜けを備えた、とても無駄の多そうな建物だった。「バブルの塔かな」「いや、ごく最近できたはずだけど」*1
 そしてホールの隣には、黄色と緑の配色も派手派手しい壁面の、巨大な郊外型ショッピングセンターがあったのだった。ああなんか、駅前商店街の様相についてすごく納得。

*1:後で調べたら、2002年4月オープンのこと。