東急東横店西館8階催物場にて「第20回 渋谷骨董(アンティーク)バザール」を見る

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 移動中にポスターを見かけたので、折角だから見てこー、と立ち寄る。この日の閉館時間まで約1時間ちょっと、という頃合いだったのだが、ガレとかラリックとかヌーヴォーらしき細工物などもあって、思いの外堪能する。
 で、やっぱりガレだと小さいものでも30万くらいするのだなあ、とか、ウランガラスなんてかも結構出てるなあ、とか、ラリックに似てるけどサビノだともうちょっとお手頃価格かなあ、などなど見て回る。大正〜昭和初期あたりの日本で海外向けに作られた、銀細工なども見せていただく。ううむあれは、刀周りの彫金の技術とかでつくってるんだろか。いつかああいう良いものを1つくらい欲しいものだのう、置き場に困るからできるだけ小さいのを、などなど思いつつ眺める。眼福である。
 小さい硝子の置物で、そんなに値の張らない1つにちょっと心が動くが、散々迷った挙げ句、やっぱり買わない。別の角度から見たら造形が今一であることに気付いたのだった。そういう造形でも、そういう造形だからこそ愛して貰える人のとこへ引き取られるといいけどね、と思いつつ会場を後にしたことであった。