国立科学博物館にて 失われた文明「インカ・マヤ・アステカ」展を見る

kazume_n2007-09-24

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 行こう行こうと思っているうちに、結局最終日になっていたのだった。(前の終末とかに出掛けたら行列だったもので……)
 この日も予想通りというか多少は並んだのだが、雨のせいかまだしも短時間で済んだ方だったらしい。会場内は、小中学生無料という科博のはからいもあって、それなりに混んでいた。
 でもまあ、見に行っただけのことはありましたけどね。石の彫像や陶器、金銀細工などの工芸品もさることながら、一番の目玉はやはりミイラでありましょう。あと、変形したり外科手術痕の穴が開けられたりした頭蓋骨とか。よくもまあこんな状態で生きていられたものだなあ、と、人体の生命力と文化的背景の力の脅威を感じたり。こういう部分があるから、美術工芸品としての美術館での展示じゃなくって、科学博物館でやるんであろう。
 でも、会場にいた多数の人々(特に子供)がどこまで分かっててあんな人混みに耐えたか、と思うと異な気分にもなったり。実際「つまんない」とか言ってた子も見かけたし。
 閉館間際まで見て、図録を買って、あと売店前にあったガチャガチャ「国立科学博物館カプセルミュージアム」を一回だけやってから帰宅。出たのは「07 縄文人と縄文犬」でした。狙ってたのはハチ公だったんだけども、これも犬が入ってるのでまあよし、というところ。
 写真は科学博物館の日本館(旧本館)の端とシロナガスクジラ像。そういや企画展の時に慌ただしく来るだけなので、まだ日本館を見てないのだ;