有明へ

 昼過ぎにでかけてふらふら覗いて帰る。
 何にも調べないで来たのだが、目当ての小説系の本は明日らしかった。「電王本売り切れました」の張り紙をそっちこっちで見る。
 まだしも涼しかったからいいけども、あれで暑くてもっと人の多い時間帯なら居るだけで大変だよなあ、と思ったことであった。
 爛れていようと腐っていようと、これはこれで一大産業だよなあ、と、人の流れを眺めながら思ったことであった。