おばかな宴会/たびたび

 某地方都市(新都心ともいう)で宴会があるというので終業後出かけて行く。要するにオフ会である。毎回このメンバーの宴会はおばかだおばかだと思っていたが、やはり今回も輪をかけておばかであった。
 安い居酒屋に集まった20人弱のいい大人が、下ネタもふんだんに盛り込んだおばかな話に興じるのみならず、鼻眼鏡やら女王様マスクやらをつけて撮影会をする。ソフビ製でポリエステルの袖口のついた生白い作り物の手なんてのも登場したもので、つい頬にすり寄せて耽美なんだかホラーなんだか分からん写真を撮ってもらったりする。セクハラもする。主に私が。(えっ、でも、触ってませんよ! 背中とかしか! ――だめかな; ごめんよごめんよー;)しかもその場は同時に怪しいブツの受け渡し場所でもあったりする。飛び交うDVDと漫画とCD−R、怪しげな情報。ああみんな大人なのに。大人だからか。
 一次会は22時に一旦〆となったが、その場で改めて割り勘方式の二次会になだれ込む。私は良い子にして終電に間に合うように辞去したのだが、翌日まで遊んだ方も多かったらしい。
 とはいえ私も、不幸にして電車は途中で遅れが出ていた。しかしほんとに終電となると、連絡会社線での遅れも考慮して発車を待ってくれるんですな。(どこの路線でもそうなのかどうかは知らない)日付変わってから帰宅したら猫どもはちょいとすねてたけど、まあ体調に問題はないようだったのでよしとする。
 やー、ばかやってしまいましたよ。でもまた行くんだろな。