神保町〜赤羽古書店巡り

 まずJRに乗ってお茶の水で降り、ここから神保町界隈の古書店をいくつか回る。なんでって、今回の面子はミステリとか古書とかホラーとかの人ばかりなんである。ええ、この辺の方々に比べたら、あたくしなんてマニヤを名乗るのも恥ずかしゅうございますよ……(*- -)
 しかしこのところずっと読むべき本は大量に溜まっているので(前からだが)新規購入は控えているのだった。といいながらぽろぽろと文庫本を購入したりする。いや4冊まで100円とかいう棚があったもので。状態もあんまり、な上にすごくとりとめのない品揃えだったもので、こんなところから4冊なんてどうしろというのだ、と思ったが、他の人々にも欲しい本を聞いて何とか4冊にして購入。――そうまでして何故買う、と訊かれるかもしれんが;
 その後神保町から、メンバーのうちお二人の地元赤羽に移動し、ここでも古書店を2つ3つ回る。まあ普通にまじめな、長くやっている古書店という感じだが、意外に新しい物も並んでいて驚いた。ここらで買ってしまったのはこのくらい。

とりぱん 2 (ワイドKCモーニング)

とりぱん 2 (ワイドKCモーニング)

独白するユニバーサル横メルカトル

独白するユニバーサル横メルカトル

 まだ新刊書店で買うべき本なんだろうけど、ちょっと色々考えてしまって手を出しかねていたのだった。「独白するユニバーサル」の方は、誰か「このミス1位」を受けて買ったはいいが、読んでみて手元に置きたくなくなった、とかそんな事情ではなかろうかと想像する。そういうものは救出しておくべきであろう。(←言い訳。)「とりぱん」の1巻は新刊で買ってもいいなあと思い始めたけどね。
 さて、途中から雨が落ち始め、冷え込み始めた中を、さらに別の古本屋を目指す一同。と、いうのも、ずっと戸口を閉めたままの古書店があって、営業してるのだかなんなのだか分からないというので気になっているそうなのだった。――いや通り道でもあったんだけど――
 そして辿り着いてみると、件の怪しい店には灯りが!
 だが、しばらくガラス戸の外で待った後、出てきた老主人に訊いてみたところ、営業はしていないとの答えであった。
 世の中にはここで「遠くから来たんです!」といって強引に店を開けさせる人も居るという話だが(え。伝聞情報ですが;)この時の我々にそこまですることはできず、大人しく撤退。
 その後友人宅へお邪魔してお茶を呼ばれ、雨が激しくなっていたので傘をお借りし、私は別件の宴会のために都心に舞い戻ったのだった。
#まだ飲むか、という抗議は却下する。