神楽坂にて昼から宴会をすること

パテの皿と山崎ぶたぶた氏

 昔のパソコン通信時代以来のお友達らと例のガレット屋にて昼食会。というか、料理を豪快に頼んで昼酒を喰らう会。
 私は幹事だったのだが、ちょっと電車の遅れが出ていたり、当初予定と違う経路を使ったりしたもので、移動中に到着時間を調べてみたら予約時間までに着けないことが判明。泡食って同行者に留守電とメールで連絡し、先に店に行ってて貰う。
 到着してみると、幸いにしてというかそこは慣れた人々のこと(宴会にも、私の遅刻にも――申し訳ないですm(__;)m)、既に席に落ち着き一通り料理と食前酒を頼んでサラダが来た所であった。ここは南仏料理の店なので、アルコールはシードルやカルヴァドスキール等のカクテルか、ワインなんである。口当たりが良いのに油断していると回る。
 今回はガレットよりも、前菜のサラダやスープ等を多めに取ったようであった。ガレット以外もいけるということが判明。カリフラワーのポタージュスープなるものが美味しかったが、あれは言われないとカリフラワーだってわからないわ; 普通のポタージュに見えるけど、遠くで何か別の、知っているような味がする、という。きっちり裏ごししてあるんだろうけど。
 ガレットはメインが生ハム卵とスモークサーモン、デザートは定番の塩バタキャラメルと、今回は煮林檎を包んでラムレーズンを散らし、にバニラアイスを乗せた物。どちらも美味だがやはり山分けでないと気楽に楽しめないと思う。一人で一皿食べてたら1種類で満腹してしまうであろう。今回の収穫はデザートに乗っていたラムレーズンであろうか。かなり洋酒が強く残っていたので私は嬉しかったのだが、アルコールが全くだめな友人は、ラムレーズンをよけて取ったのに食後なんだか回ってきたということだった。
 これだけの料理を平らげながら、酒の飲めるメンバーはそれぞれグラス1杯の食前酒(シードルベースにカルヴァドスなどの蒸留酒を加えたカクテル)の後、4人で辛口シードルのピッチャーと白ワイン1本を空けたのだった。昼酒にしては結構な量であろう。
 でもあんまりでろんでろんに回った気はしないなー。美味しかったけども。もっとも私はおつき合い程度だから大した量は飲んでいない――はず――ということにしておこう……;
 食後は、ついでだからというので毘沙門天に参拝し、おみくじを引いていく。大吉であった。よしよし。
 しかしここの絵馬をみると、ほぼ7割だか8割だかが嵐関連。なんでって、今は二宮がドラマ「拝啓、父上様」の撮影をしてるからなんだそうで。「撮影が無事終了しますように」とか書いてある。実際ぱっとみるとそんなんばっかり。――ファンてやつはもう。泣かせるぜ。
 その後ウィンドーを覗きながらてれてれ坂を下って飯田橋へ。ここらは古い面白いお店が多くて楽しいね。お香とか、バッグとか人形とか小物とか。――買わないけど;