カレーかき氷オフ

　夕方渋谷集合、田園都市線武蔵溝の口の韓国料理屋にて、ミクシ某コミュの「カレーかき氷」オフ。
　何だと思うであろう、これは、井上スパイス工業謹製「カレーかき氷シロップ」を試すために、一人では恐ろしくてできない人々が、趣味のオフにかこつけて集まってしまったという企画だったのだった。私は家庭用かき氷器持参で参加しましたともさ。ええ。バカだねみんなっ。（今日のトップ写真がそのシロップのラベル）
　集まったメンバーは総勢２５名――コミュのネタから言ってほぼ三十代半ばが中心と思しい男女が、互いに初対面のはずにも関わらず渋谷モヤイ像前で既に異様な盛り上がりを見せていたのだった。ほんとにあんたら初対面か。わたしもだけど。しかし、身に染み付いたネタにすぐ反応が返ってくるというのは嬉しい物で、つい興奮してしまうのですな、皆様。
　で、カレーかき氷。
　……スパイシーでした。あの、甘いんです。甘いけど、ガラムマサラというか。太田胃散？;

　シャレで用意されたカレー粉トッピングが、食べているうちに「あったほうが良い！」という方向へ変化して行くあたり。氷で口の中が冷えているはずなのに、スパイスで火照ってもいるってなんなんだか。
　まあ会場になった韓国料理店のお料理はどれも大変おいしかったのでよしとしましょう。参加者自己紹介では「一芸」が求められたりする妙なノリでしたが。ああねこにゃんぼぅ持ってって良かった。
　どうやら参加者の傾向としてコアなアニメファンとかマンガファンとかが多かったようで、発展的にそのあたりの会話でも盛り上がったりしていたのだった。同じテーブルのおねーさんがコスプレイヤーなのが判明したり、近くに座っていたおねーさんがメイドさんやゴスロリが好きだったりする事が判明したり。どうしてこういうコアな趣味があっという間に露出されちゃうかなあ。分かる気もするけど。
　会が大変な盛り上がりであったため、また近いうちに今度はカレーかき氷抜きのイベントがあるであろうと期待されます。皆発散の場を求めていたんだな、きっと……
＃ちなみに幹事主催は、この後千葉まで帰宅の途中に終電を逃し、駅で夜明かしした挙げ句、鉄道警備隊に所持していたカレーかき氷シロップを怪しまれ、単なる食品であることを示すために少量飲んでみせる羽目になったのだそうです。おいたわしや……；