国立西洋美術館にて「ロダンとカリエール」展

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 プラド展を思いの外余裕を持って見終えたので、近いところではしご。
 カリエールは前に確かプーシキン美術館展に1点出ていて、それが良かったのでこの展示も見ようと思っていたのだった。
 カリエールの、色彩を抑えてぼんやりと描いた画面は印象的なんだが、憂鬱というか悲しげでもある。体調の悪いときにまとめてみると、ちょっときついかもしれん。
 ちょっとムンクっぽくもあるかな。病的な感じはしないんだけど。
 しかし2つも展示をはしごした後、つい欲張って西洋美術館の常設展まで見たもので、さすがに膝が笑いそうになったのだった。