うそつきまつり

kazume_n2006-04-01

 きいろいチューリップが調達できなかったのでちょっと迷ったが、アランジアロンゾのうそつきまつりに出かけた。
 代官山の駅を降りてみると、駅前はうそつきの黄色と赤に埋め尽くされていてえらいことであった。かれらは上機嫌で「この一帯はわれわれが占拠した!」と高らかに宣言していた。ところどころにわるものも混じっていて黄色と黒のまだらにみえたのだった。しかし一部には、満開のさくらを見上げてぼーっとした後、はっと我に還り、「さくらなんか全然きれいじゃないもんねーっ、な、なみだなんかでてないもんねー」と言ううそつきもいて、わるものに「センチだなあ、おまえ」と言われていた。
 さて法螺はさておき、店の中はと言うと、生のきいろいチューリップときいろい折り紙でつくったのと二種類のうそ花が飾られていたが、ポラロイドに一緒にうつるうそつきはいないようだった。(レジの後ろに片付けられていたらしい)折角だからうそつきグッズを買って帰ることにしたが、わるものに比べると意外に種類が少ないのだった。もうちょっと躍進してほしいところだ。
 そのなかでも誘惑をうけたところで、ベビーうそつきとベビーわるもののパイル地ぬいぐるみと、アランジペーパーカードなど購入してみた。やあベビーだとうそつきもわるものもかわいいなあ。大きくなったうそつきはスネ夫に似ていると思うけども、ね。