近所の桜も開花

 帰宅途中に、ほころんでいるのを発見。まだ少しだけど、夜目にも白々と浮いて見えるのだった。
 しかし、辺りに薫っているのは桜じゃなくって水仙沈丁花あたりなのだった。多分。というのは、こちらは花は見あたらないから。生け垣の影かどこか、見えないところで咲いていると思しい。見えない花の香りだけするのが不思議な感じではある。
 雨上がりで、空気がまだ湿っぽいせいだろう。この方が香りを楽しむには向くのだった。晴れた方が花見向きではあるのだけど、そう言うときは香りの事は結構忘れてたりするのだ。