SF大会1日目・受付、オープニング

 10時から受付開始だと言うので早めに行くか、と思ったが、オープニングは11時だしと思うと、なまじ近いせいもあって気が抜けて結局桜木町到着は10時半前。しかし桜木町からパシフィコまでは結構距離があるのだった。動く歩道クイーンズスクエアの通路を延々進んだ先にあるのだった。明日はみなとみらい線にしようと心に誓うことであった。
 受付を待ちながら、友人十海君とどうやって合流しよう、とメールを打ったら、直後に隣の列に本人を発見。まこんなもんです。携帯が普及してから連絡の取り方も変わりましたね。
 とりあえず入れるならオープニングを待ってメインホール入っちゃおうか、ということで、ホールの席に落ち着いて十海君のそのまたお友達の方々を待つ。ほどなくお友達も到着され、オープニング観覧。
 オープニングは……オープニングムービーがちゃんと準備されていたことを評価しよう。大賞受賞作品はなかなか渋くて良かったですね。ディストピアというかスチームパンク的レトロさというか。ただ進行とあいまって見せ方があんまり。ちょっとピン甘かったんじゃないかな? 元々ああいうふうに作った映像なのかな? もう一度落ち着いて見せてほしい感じ。
 あと、SF大会オープニングには内輪的お笑いが求められていた、と言われるとあれは違うのかもしれないけど、あの渋さは、あれはあれでありと思いますよ。もう一作のチープな脱力加減に比べれば。問題は、他の進行の素人臭さがあのオープニングの洗練した印象を浮き上がらせちゃってることかと。
 まあ、元よりSF大会というのは素人の内輪の手作りイベントなわけで、こちらもそんなに多くを望んでるわけじゃないんだけど(怒り出さない観客とかいきなり呼ばれてあの進行に自力で対応するゲスト・オブ・オナーとかほんとに寛大だよなと)不手際を不手際のまま晒して受け手の温情に縋るのはどうかと。もういい、出来てないのは仕方ないからもう謝るな、と思いましたよ。これは勿論私が寛大さを示してる訳じゃなくって、謝られれば謝られるほど腹が立つことってあるよね。
 さて、タイムテーブルはオープニング前に少部数のみ配られていたので、やはり自前で印刷してきたのを見ながら回るしかないかと思っていたら、オープニング会場を出たところで配っていたのですかさず入手。これが、後の暗黒星雲賞につながるのだった。