ワクチンを打って
午前中はマダム猫のワクチン接種。
例によって抵抗もされたのだが、まあそれはよろしい。
無事済ませて帰宅してから、これはペット健康保険の支払い対象になるはず(ワクチン代を積み立てる特約に入ってるのだ)と思い、手引きを見て電話連絡を入れてみる。と。
呼び出し音が止まっても、しばらく無言。
転送サービスかなんかか、うまくつながってないんかな、と思い「もしもし?」と言うと。
「はい、○○○○ですが」
なんだ繋がってるじゃん。何故事務用電話に無言でいるのだ、と思いつつ連絡事項を伝えると、データベースを検索したらしく
「はい、カズメ(仮名)様。マダム(仮名)ちゃんと嬢(仮名)ちゃんと坊(仮名)ちゃんのおかあさまですね」
私が産んだわけではない。
いや、同居猫の父母を自任する人が多いのも知ってますし、それはそれでいいと思うけども、他人に勝手に言われるとなんか激しく異なものがあるなあ、と。
だいたい若猫達はともかく、マダムに関してはあんまり私が親って感じはしないんだけど。だって、出会ったとき彼女は既にして若いながらいっぱしの野良を張ってたし。彼女は経産婦で立派に子育てもしてたけど、私は親になった事ないし。
拾ってきた子猫達も、割と保父猫とマダム猫が面倒見てくれてたしなあ。
話をペット保険に戻すと、ワクチン代は振り込まれるらしいのはいいのだけど、(実はその他色々問題もあったのだがそれは伏せる)切り際に、色々手際の悪い受付嬢は言ったのだった。
「では、マダム(仮名)ちゃんによろしくお伝え下さいませ」
見ず知らずの人から、何をどうよろしくしろと言うのだ。
いやあの。ペット関係の仕事だから、という気遣いなのかもしらんけども。私も確かに猫狂いだけども。
でも動物病院への支払いってな、これ以上ないくらいシビアな現実なんであって。(高いしな;)そういうところを情で流すような事されるのはなんだか。んなこたあいいから事務のプロを寄越せ、と思った事でありましたよ。
事業自体は評価できるのだから、ちゃんと続けて行くためには運用現場をどうにかして欲しいものである。ほんと、こんなことで潰れてくれちゃ困るのよ、こちらも。