「ゴールデンスランバー」を見る

 年賀状割引活用で、封切りしたばかりのこれを。これはかねて、見る予定だったんで。
 や、面白かったですよう。逃走者のスリリングな展開もさることながら、回想シーンとかのちょっとした出来事やギミックが、後でうまく絡んでくるというのが楽しいですな。

 以下、ネタバレを含むので畳みます。


 引っかかりどころ、とか、語りたいところは色々あるんだけども。

  • 吉岡秀隆の出番があんなに短いとは。いや、回想でいっぱい出てくるから実質的には長時間出てる訳だけど。
  • 学生時代の回想シーンを見てて、劇団ひとり笑うなー! と思ったのは私だけか。楽しげなシーンであるべきなのはわかるんだけど、笑い皺がすごく出るせいで、とても二十歳そこそこには見えなくなっちゃうんだよ;
  • 回想シーンだったか、一瞬八木山ベニーランドのCMソングが流れるんだけども、ベニーランドってまだあっただろうか。随分前に潰れてたような気がするんだけども存続できたのか。仙台ローカルネタでした。ご存知の方いらしたらフォローお願いします。
  • キャストを見たら樋口晴子の夫の姓も樋口になってたんだけども、彼女は結婚して姓が変わらなかったと言う設定なのか。まあ回想シーンと呼び名が違ったらややこしいから、というだけの事情かもしらんけど。(同じ疑問を持った方のこんな投稿もありましたが、そんな佐藤亜紀氏みたいな都合のいいことがそうそう起こるだろか。佐藤くらい多い姓ならともかく、「樋口」で。あるいは従兄とかの、同姓の親類の男性と結婚したとかそういうことか?)
  • 本筋と関係ないところでいうと、終盤、アパート前のサイドカーの親子と会うシーンと、冒頭にも出てくる藤崎デパートのエレベーターのシーンを演じていた滝藤賢一という役者さんは、そういや「クライマーズ・ハイ」で堺雅人と一緒に山に登ったがためにひどいことになる記者をやってた方ですな。こうしてみると、体格とか印象とか、堺雅人氏に似てなくもない。というかそう演じてるのか。無名塾の出身の方なんですね。