雨の上野方面経由、広小路の洋食屋
全生庵から千駄木駅前まで戻り、抹茶ミルクなどいただきながら一服して前後策を練る。根津方面の喫茶店に行ってみるか、という話になり、ほてほて歩いて行ってみたが、満員で入れず。面白そうな店だったのでちょっと惜しい。また後日。
もうこの辺だと上野の方が近い、というので、藝大方面に移動してみる。途中雨が降り出したので、藝大のギャラリー/売店スペースでひとやすみすることにした。ら、見る見るうちに外は豪雨になったのだった。
動くに動けず、おまつりで買った駄菓子をつまみながら一服する。それはそれは、棒を流したような、という降り具合でありました。しかもこのスペース、建物の中と外の軒下の両方に椅子テーブルは置いてあるのだが、持ち込みの物を飲食できるのは外だけなのだった。まあ軒は広かったのだが、当初軒下の椅子は全部一杯だったりして、跳ね返りがあるのでちょっとびくびくでもあったり;
幸い豪雨は長くは続かなかったので、あらかた止んだところで出て歩き出し、上野公園を抜けて広小路へ。評判の老舗の洋食屋さんがあるというもので、そこで夕食をとることにしたのだった。
どうでもいいけど「ようしょくのおむらいす」と聞いて――まあオムライスは当然洋食なわけだが――「養殖のオムライス」を脳内精製した私。きっとこんなんだ――
「各地の話題です。愛知県知多市の伊勢湾沿岸では、今年も養殖オムライスの出荷がピークを迎えています。現場のタナカさんと繋がっていますのでお話をうかがいましょう」
「はい、タナカです。こちらの養殖場では、4種類のオムライスを養殖しているとのことで、こちらから水揚げされたオムライスは名古屋周辺や東京、京阪神などへ出荷されるとのことです。こちら、地元水産会社社長のオオタさんです。オオタさん、オムライスも色々品種があるんですね?」
「はいそうです。現在主に出荷しているのはこちらのトマトケチャップ味。この、中の赤い色が強く出て来たら食べごろです。こちらの生け簀で育てているのは、チキンライスとデミグラスソース味のものですが、まだ出荷には間があります。この、茶色のソース部分が大きく育って来たら出荷時ですね」
などとバカなことを考えつつ広小路へ。広小路では永谷園がお江戸上野広小路亭というのを開いとられるんですな。ここは立川一門も出ると言う。いずれ来たいものです。
そんなこんなで、夕食はこちら。
厳選洋食さくらい(グルメWalker)
ハーフサイズもあるのが嬉しいですな。あたくしはカレーを食べましたが、ハーフサイズと前菜くらいでも結構おなかいっぱいになりましたよ。
また行って今度はロールキャベツかオムライスでも試したいものです。