ノーベル化学賞：下村脩・米ボストン大名誉教授ら３博士に(毎日ｊｐ)

スウェーデン王立科学アカデミーは８日、０８年のノーベル化学賞を下村脩・米ボストン大名誉教授（８０）ら３博士に授与すると発表した。受賞理由は「緑色蛍光たんぱく質（ＧＦＰ）の発見と発光機構の解明」。下村氏らが見つけたＧＦＰとその遺伝子によって、たんぱく質を蛍光標識し、脳の神経細胞の発達過程や、がん細胞が広がる過程などを生きた細胞で観察できるようになった。分子生物学や生命科学の発展に大きく貢献したことが高く評価された。

　連日おめでたいことでございます。
　ＧＦＰ発現系といや、遺伝子とかタンパク質研究ではごくあたりまえに使われてる検出機構なんだけども、いままでノーベル賞にしてなかったのかと。ファストフード業界がフライドポテトの発明を表彰しなかったようなものか。
　ノーベル賞は故人にはあげられないシステムになってるんだし、年輩の方に慌ててくれることにしたのかもしれん、とかちょっと勘ぐったり。
　ともあれ、下村先生にお祝い申し上げます。――で、この方も米国で研究されてるんですね。