チョコレートアイスクリームを食す、宴会もする

 曇ってもまだまだ暑いのう、ということでピエールマルコリーニ銀座を襲撃する。
 といっても、平日夕方だと行列もほぼ消えていて、ただし一番人気のパフェはもうありませんよ、と言う状態なので、「襲撃」というほどの気力体力を傾けるミッションではない。パフェはなくてもアイスクリームの盛り合わせはまだあるというし、何より店内はかなり冷房が効いていたので、さして問題はなかったのだった。
 シックな内装を堪能してから(いいけどあの狭い階段は不安な気も;)大人しくチョコレートアイスを頼み、同行者諸氏の頼んだチョコレートケーキも分けてもらう。
 うまい。むうう、濃厚だが甘すぎず。流石に高級店を名乗るだけのことはあるな。
 チョコレート屋のカフェとはいえ、メニューにはバゲットサンドやワイン、シャンパンなんかもあるようだし、またいつかスノッブな欲望に囚われたときにでも、来てみるといいかもしれん。一粒三百円前後からというチョコレートもお値段に見合ったお味であろうか、と気になる。
 しかし問題は、この夏の気候ではとても週末祝祭日の日中に表に並ぶ気にならんということだな。やはり涼しくなるのを待ってリトライするべきか。
 チョコレート味を堪能した後は、そこそこお腹に入ったけどもちょっとつまみたいね、ということで東銀座方面へ移動。
 和風の内装の凝ったお店に落ち着いて、軽く飲んだのだった。茄子や海老の唐揚げなんかが美味しかったですよ。や、茄子の料理はシンプルだけど、暑くて茄子が欲しくなる陽気のときには、とても揚げ物なんかする気にならんというあたりがですな。
 帰り道、空には稲光が走り、ぽつぽつ雨も落ち始めていたけども、なんだかとても良い気分だったのだった。いや、元々雷は割と好きだけどね。直撃されなければ、だが。
 同行の皆様色々ありがとう〜。また行きましょうね。