「アフタースクール」を見る
仕事の山がなんとなく一区切りついた様子なので*1、映画を見に行く。比較的地味目な邦画の中でなんだか評判がいい、というので、これを。
うーむ。仕掛けがあるある、という前評判から想像していたほどの大どんでん返しではなかったですが(余計な想像をしすぎたな;)これはこれでなかなかいんじゃないでしょうか。この映画のキモは、
- 堺雅人の顔はにこにこしててもなんだかどんどん不安を増大させる
- 佐々木蔵之介が小悪党をやると安定した悪さよりも拗ねたところが目立ってくる(や、そういう役に作ってるかもしれませんが)
- 大泉洋はいつも通りの能天気な善人役なのだが、途中で軽くひっくり返されると小悪党にも見えてくる
あたりでしょうかねえ。
にしても、いくつかのサイトや雑誌等の映画紹介分は、この映画の設定を明らかに間違って書いてますな。まあ、ミスディレクションに引っかかってるんでしょうけども。
(実は紛らわしいけども、常盤貴子が**の*だなんてことは言ってないはずだ、作品中では。「今朝お母さんになったんだよ」くらいしか)
*1:後に気のせいだったことが判明したが;;