プロ

 上記の花緑独演会会場へ移動する前のことであった。
 みなとみらいは人も多く見通しが悪く、目的地方向のあたりはつけてあったものの、行き方が分かりにくい造りであった。
 そこで、折良くインフォメーションを見つけたもので、案内嬢のおねーさんに訊ねたところ、
「それでしたら」
 と、彼の案内嬢は、にこやかによどみなく教えて下さったのだった。大変分かりやすかった。
 プロだ、プロの仕事だ、とひとしきり感心する。プロが自分の仕事をきちんとこなしているのを見ること、行き届いたサービスを提供してくれることは気持ちの良いものだ。
 しかし、上記の状況、そこから考えた上記のフレーズを、
 「プロの」「おねーさん」の「行き届いたサービス」で「気持ちが良い
 ――と、変換すると途端にヨコシマになるのは何故だろう……;;