警察のご厄介に

 バトンでも、何か犯罪行為に及んだと言うわけでもないので念のため。
 道端で酩酊している人をみつけ、通行人数人でしばらく困った挙げ句、警察に来ていただいたんである。酔ってただけでどこか体を壊してたわけではない様子だったけど、半端に足腰が立つせいで、車道にふらふら転がっていきそうだったもので。
 しかし携帯から110番に掛けると、どこの警察に掛かるかわからないのが困りものでもあり。番地と地形の特徴はちゃんと言ったはずだけど、それでも結局十数分ほども待っちゃいましたよ。雨は止んでたとはいえ風が冷たかったし、こんなことなら見ない振りして帰っちゃえば良かったか、と待ちながら後悔することしきりでしたぞ。とはいえ、そのまま帰ったら、翌日事故のニュースがあったりしないか、と気になっちゃうし。
 でもああいう場面を見てしまうと、外で酩酊するのは怖くなっちゃうね。あのぐらい、周り何も分からなくなるんだと思うと……;;