人間も住める惑星?20光年先に発見…1年は13日(YOMIURI ONLINE)

 地球型生物が住める可能性がある太陽系外の惑星を、ヨーロッパ南天天文台(チリ)の研究チームが世界で初めて発見した。
 AFP通信などによると、この惑星は、地球からてんびん座方向に約20光年離れた「グリーゼ581」という恒星を、13日の公転周期で回っている。半径は地球の約1・5倍、重さは約5倍。地球と同様、岩石でできている可能性が高いという。
 研究チームは、惑星が恒星の前を横切る際に起きる、わずかな光のちらつきを観測して、存在を突き止めた。恒星と惑星の距離は、地球と太陽間の14分の1程度だが、恒星の大きさが太陽よりも小さく、光も微弱な「赤色わい星」のため、惑星の表面温度は、液体の水が存在できるセ氏0〜40度にとどまるという。ただ、大気の有無や組成などは不明だ。

 公転周期短かっ! 恒星の光が弱いとこういうことも可能なのか。
 仮に大気や土壌の組成が地球に近いとして、「生命体」が存在するとしても、そういう天体同志の要因が影響したら、地球に見慣れたような生き物になる可能性は低いんじゃなかろうか。そも「生命」とする規準からして、地球上の物と同じ定義が当てはめられるとは限らないし。
#地球上で炭素系高分子の反応が生命体の基本素材になったのだってただの偶然によるんではなかろか?

 とはいえ、どんな化学反応に基づくどんな「生命体」だとしても、ファーストコンタクトの試みが行われたら面白いだろうな、と思うけど。一年13日ということは、生活時間単位の基本は13の倍数だったりしないかな。
 しかし、20光年先の異星の「ヒトビト」との接触を待ち焦がれる間にも、わしらはすぐ隣の同星出身の同種族の筈の誰かとの意志の疎通にさえ苦労してたりするのだが。