よくわからん天気

 暴風雨は止んだけども、なんだかまだらに雲がかかって妙な天気――、と思っていたら、午後に一雨あったらしい。職場に籠もっていたから良く分からなかったけども、帰宅時にも路面は結構激しく降ったと思しい湿り具合であった。
 しかして雨は止んでも突風がものすごくて、「ひいいいい」とか「ひょおおおお」とか言いながら駅まで辿り着く。雨のせいか風のせいか、生ぬるくなりはじめていた大気もちょっとひんやりしているし。
 帰宅途中のホームからふと見上げると、風に吹き払われたのだか、月が煌々と雲間を照らしていたのだった。
 ――で、雨が止んでくれたのはいいけど、引き続き通勤路沿いの道路工事現場の掘削斜面は大丈夫なんだろうかと気になる。いや工事は順調に進んでるようなんだけども、その近くを歩くと足下の排水溝から、激しく水の流れてる音が聞こえるのよ。晴れ続きの日でも