三の丸尚蔵館「花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」第5期を見る
東博のプライスコレクションはなおも盛況だそうだけども、こちらは込み合って困るという事もなくゆったり。
第5期の展示には応挙の牡丹孔雀図があったのだった。やはり首筋がむちむちしているなあ。
そして若冲「動植綵絵」からは、2枚の群魚図を含む6枚が展示されていたのだった。頭逆さにして又覗きしてる芙蓉双鶏図とか、紅い薔薇を画面いっぱいにのたうち回らせた薔薇小禽図なんてのもあったけれども、やはりここは2枚の群魚図かと。なんというか、きれいなんだけども日本人の目には「おいしそう」という印象のが強そうだけど。蛸なんか中心に据えてるし。さらにその手に子蛸絡み付いてるし。
その後、掘割で白鳥やら亀やら撮影などして、OAZOの紀伊国屋をざっと眺め回してから帰途につく。