平山夢明氏の短編集
もう出ているのね。
- 作者: 平山夢明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/08/22
- メディア: 単行本
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表題作を含め8編?
[日販MARCより]
怪談実話のスーパースター平山夢明の恐るべき結実。生理的嫌悪と終わることのない暴力の果てに、名状しがたい感動が待っている異形の物語。日本推理作家協会賞受賞の表題作を含め8編を収めた、絢爛たる第1短編集。
えーと、自前サイトにちまちま溜め込んだデータによると、過去に平山氏が異形コレクションに寄稿した短編は、最新巻「進化論」収録の「ヤープ」を除いても10編あるんだけど。
でも他の短編集に寄稿してる書き下ろしもあるはずだし(これとかこれとか)そのうちのどれを収録してるのだか。
――てことはどれを収録してるにしても、ほぼ私は初出の方を持ってるということだな。むむ。
ちなみに楽天ブックスからのご購入はこちら。
#後日付記:ネット上で調べたところ、収録作8篇の内訳は以下。
- 「Ωの聖餐」(異形コレクション「世紀末サーカス」収録)
- 「C10H14N2(ニコチン)と少年」(「御伽草子―妖かしの宴〈3〉」収録)
- 「無垢の祈り」(「問題小説」'99年3月号掲載)
- 「オペラントの肖像」(異形コレクション「アート偏愛」収録)
- 「卵男(エッグマン)」(異形コレクション「ロボットの夜」収録)
- 「すまじき熱帯」(「小説宝石」'03年6月号掲載)
- 「独白するユニバーサル横メルカトル」(異形コレクション「魔地図」収録)
- 「怪物のような顔(フェース)の女と溶けた時計のような頭(おつむ)の男」(異形コレクション「夢魔」収録)
ふーむ、さすがに雑誌掲載の二作は未読だけど、どうしよう。
しかし「異形」発表作でも収録してないのが残ってるわけだし(「獣人」収録の「けだもの」なんかも良かったんですが)、ほかにもまだ雑誌掲載の未収録短編はあるようだから、これの評判が良ければいずれ本がでるだろうか。そういう今後のためにも購入するべきであろうか……?;