夏雲

 車中から遠くにくっきりもこもこした夏の雲が高く伸びているのを見て、あの下はいずれ雷雨かなあなどと考える。
 などと言っているうちに、夏が過ぎていくのだった。8月も下旬だし、そろそろ泡食って宿題に掛からなければだぞ子供達!(ちなみに大人は、夏の終わりに関係なくまんべんなく仕事だっ!)
 しかし、もうちょっと夏を満喫する方法があったような気もするのだがなあ。ま、あんまり派手なお遊びを企てても、身に付いた小市民感覚が享楽を受け止めきれない気がするし。こんなもんかしら。