『第12回 秘蔵の名品 アートコレクション展 花鳥風月「日本とヨーロッパ」』(ホテルオークラ)

 ポスターを見かけて、ちょっと気になったのでメモ。
 チャリティとして毎年やっているらしいのだが、詳細についてはこちら(pdf版)に出ているので、html版から抜粋。


今回で第 12 回目となる本展では、日本美術の代表的な題材である“花鳥風月”をテーマに、大和絵から現代までの日本画、18 世紀から現代までの洋画、あわせて約 60 作品を同時に展示いたします。普段触れる機会のない作品を多数展示出展される作品には企業や団体、ならびに個人所蔵のものが数多く含まれております。一般公開が非常に珍しい作品(西村五雲・西山翠嶂作の『日月鴎鶴図対幅』)も、宮内庁三の丸尚蔵館のご協力により出展されるなど、普段目にする機会のない逸品をご鑑賞できるまたとない機会です。アートコレクション展とは『秘蔵の名品 アートコレクション展』は「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」という発想のもとに、企業のメセナ活動の一環として、ホテルオークラ東京が発案したもので、企業・団体・個人が所有し普段は目にすることのできない貴重な美術品などを集めて公開する美術展です。本展の開催にあたっては、社会貢献活動に造詣が深い有志企業・団体による「企業文化交流委員会」が核となり、ホテルオークラ東京の単独企画に終わることなく、様々な企業・団体・個人所蔵家の参加をいただいてまいりました。本展は年を追うごとに規模・内容ともに、より高い文化支援活動として企画され、今年で 12 回目の開催を迎えます。また、本年より、秀逸な作品の数々をより多くのお子様に触れていただきたいという思いから、中学生以下のご入場を無料といたします。
(中略)
開催期間 2006年8月3日(木)∼24日(木)22日間(期間中休館日はございません)
開催時間10時∼19時(入場は18時30分まで)
金曜日のみ 21 時までの開館(入場は 20 時 30 分まで)
会場ホテルオークラ東京「アスコットホール」(別館地下 2 階)
 展示品リストの中からと、主立った物と気になる物をピックアップしてみると、

e.t.c.
 うーん。これはすごい。
 ラインナップの豪華さもすごいけども、なんというかとりとめのなさが。「花鳥」画というテーマだけを軸に、洋の東西、古典と近代を問わずに集めている感じ。
しかしいずれも、それぞれの収蔵元では結構な目玉になっている名品ではないかと。
 まあラインナップがとりとめがないとしても、見ておきたい絵がたくさん並ぶのはありがたいので、折をみてちょろっと足を運んでみようかと思うことである。
 にしても、ここでもまた若冲は鶏か。まあ鶏で有名な方らしいんですが。(それとも三の丸尚蔵館から借り受けるとかかな?)
#後日訂正:若冲の作品はありましたが『双鶏図』じゃなくて、版画『乗輿舟』でした。pdf版の案内の方には相変わらずそう書いてあるんだけども、変更になったのか。ちなみに『乗輿舟』は大倉集古館所蔵だそうですが。