喉と猫に捧げる週末

 てほど大仰なもんじゃないですけどさー、結果としてそうなっただけであって。
 喉は相変わらず痛いのだった。起きたら微妙に頭痛もあるから、熱も出てたのかもしれん。ちょっとずつ快方にはむかっているらしいのだけども。というのは、点鼻薬をを落としてみたら、今日は鼻の奥から喉へ落ちて行ってもひやっとするだけだったのだった。
 痛み自体は軽くなってるのだけど、耳の奥の方に痒みを伴う痛みが広がっているのだった。拡散しつつ治って来てるということか。

 ところで、そろそろ暖かくなっているしな、ということで久しぶりに猫sに蚤駆除薬(フロントラインプラス)滴下。――と書くと短いが、えらい騒ぎであった。特に嫌がる若猫sを追い込んで抑え込んで、襟首に薬を落とすのが。
 アルコール溶剤だから臭いはあるけども、別に痛い事をするわけじゃないのだが、坊は虐待されたかのようなものすごい悲鳴を上げるのだった。痛い事しないよう、とそっと近寄っても警戒と恐怖と敵意ばりばり。も、もう六年も一緒にくらしているのに;
 しかして首尾良く薬は滴下できたものの、その後もびくびくはなかなか治まらないのだった。
 それにしても、そんなに厭なもんかのう。比較的大人しく捕まってくれるマダムにしても、しきりと後足で掻きむしってたりするし。アルコールだから火照るとか痒みがあるとか、なんか違和感が出るのだろうか。