産婦人科医:志望4割減 不規則勤務、訴訟リスク…(MSN毎日インタラクティブ)


04年度に必修化された2年間の臨床研修制度を終えて4月から大学で産婦人科を専門に選ぶ若手医師は、制度発足前に比べ4割も減ることが日本産科婦人科学会(日産婦、武谷雄二理事長)の調査で分かった。勤務条件の悪さや出産トラブルによる訴訟が多いことが敬遠材料になっている。福島県立大野病院で起きた帝王切開手術中の死亡事故で、産婦人科医が業務上過失致死などの罪に問われ、学会内には「さらに希望者が減る」との懸念もある。
 まじめなコメントは方々に書かれるだろうからここでは不真面目な感想を述べると、ようやく産婦人科の実体が幻想をうち砕くほどに知れ渡ったと言うことではなかろうかな、と。
「俺が見たいのは健康な女性器だ」
 という産婦人科医の失望が書かれていたのは、なだいなだ氏のエッセイだったかなあ。